「どうせやるならコラムにしちゃう?」 デスクにこう言われたのは、つい10日前のこと。日経ビジネス本誌2015年2月23日号のスペシャルリポート「中小企業の頼みの綱 現場を生き返らせる元ソニーマンの改善魂」を校了して間もなくのことだった。 「といいますと?」 「今回のスペシャルリポートの連動企画として、具体的なカイゼンの中身をオンラインに掲載することになっていたでしょう。今後もカイゼンの取材を多くするのだったら、いっそのことコラムにするのも手かもよ」 「お~、なるほど~~」 そんな発想、全くなかったなぁ。と、ここで筆者の頭の中に、すぐにでもやらないといけない、あんなことやこんなことが思い浮かぶ。うーん、果たしてコラムを続けていくだけの時間的余裕があるものか…。 と同時に、ワクワクする気持ちも芽生えてきた。もしかすると、これは願ってもないチャンスなんじゃないのか? 少し考えて、こう返した。 「
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