北海道泊村にある泊原子力発電所の再稼働を目指す北海道電力が18日夜、原発周辺の自治体以外では初めて、札幌市で住民説明会を開き、参加した市民などからは、今後ほかの地域でも同様の住民説明会を開いていくよう求める意見が相次ぎました。 再稼働に向けて北海道電力は、これまで周辺の自治体で住民説明会を開いてきましたが、北海道や札幌市の要望を受けて、当初予定に無かった札幌市でも18日に開催しました。 住民説明会には市民など450人余りが参加し、北海道電力が地震や津波の対策工事を進めていることなどを説明しました。 これに対し、参加者からは「再稼働はなぜ必要なのか」とか「安全対策に不安が残る」などという意見が出され、さらに、今後、ほかの地域でも同様の住民説明会を開いていくよう求める意見が相次ぎました。 また、住民説明会の中では、北海道電力の担当者が「再稼働しないほうが安全ではないか」という参加者の意見に、「