ヘタレプログラマーは,今日も仕事で疲れきって,遅くなって家に帰ってきた。 すると,彼の5歳になる娘がドアのところで待っていたのである。彼は驚いて言った。 「まだ起きていたのか。もう遅いから早く寝なさい」 「パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど」 「なんだ?」 「パパは,1時間にいくらお金をかせぐの?」 「お前には関係ないことだ」 ヘタレプログラマーである父親はイライラして言った。 「なんだって,そんなこと聞くんだ?」 「どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?」女の子は嘆願した。 「あまり給料は良くないさ・・・20ドルくらいだな。ただし残業代はタダだ」 「わあ」女の子は言った。「ねえ。パパ。私に10ドル貸してくれない?」 「なんだって!」疲れていた父親は激昂した。 「お前が何不自由なく暮らせるためにオレは働いているんだ。 それが金が欲しいだなんて。だめだ!早く部屋に行って寝なさ