表参道ヒルズに行ってきました。内覧会でしたが入場するのに200〜300メートルの行列。中も人がわんさかでした。 安藤忠雄さんらしくない。これが感想です。 巨大な吹き抜けのアトリウムがあります。真ん中に大階段。近つ飛鳥博物館の階段屋根を思い起こさせます。アトリウムの周りはゆるい傾斜のあるスロープが囲みます。フランク・ロイド・ライトのNYのグッゲンハイム美術館のスロープのように上から下へ一本道でつながっています。ライトのそれはスロープがスパイラル状になっていて上下がつながっているのは一目瞭然ですが、表参道のスロープはパッ見だと一本道には見えません。歩いてみて初めて動線がつながっていると分かる。傾斜の具合がなんとなく直島の地中美術館のようだと思う人もいるでしょう。 巨大な吹き抜けがあるにもかかわらずその回遊スロープには閉塞感があります。スロープの天井高が低く幅も狭い。しかし、狭いと感じることは安