マサチューセッツ工科大学(MIT)Media Labの共同創設者Nicholas Negroponteが、待望の「100ドルノートPC」について詳細な仕様を明らかにした。同端末は、開発途上国の学校が、子ども1人につき1台のノートPCをそろえられるようになることを目指して開発されている。発展途上国向け低価格コンピュータの夢が、また一歩実現に近づいた。
既報のとおり、ACCESSは9月9日、Palm OSを開発する米PalmSourceを買収、事実上子会社化すると発表した。PalmSourceの株式100%を、約358億円で取得する予定。 PalmSourceは、Palm OSや携帯電話向けOSを開発・ライセンス提供しているソフトウェアメーカー。一方ACCESSは、組み込み向けブラウザ「NetFront」で知られる企業だ。なぜ買収に踏み切ったのか、その理由をACCESSマーケティング本部の大石清恭本部長に聞いた。 ITmedia まずは、買収の経緯を教えてください。どちらが声をかけて、いつから交渉を始めたのですか。 大石 本格的にこうした話し合いを始めたのは今年の7月からだ。もともとACCESSとPalmは、3年ぐらい前からPaml OS上で動くACCESSのエンジンをライセンスするなど、ビジネス上の付き合いはあった。こちらから「もっと協
時代遅れのソフトプラットフォームに数百万人の熱心な固定ユーザーがついていたことから、Palmのソフト事業がハード事業から分離されたときには、ソフトの進化がハードに反映されにくいことが既に目に見えていた。ソフト事業を率いたデビッド・ネイゲル氏は奮闘に奮闘を重ね、そして力尽きた。 何が問題だったのかといえば、Palmは成功しすぎたのだ。 Palm Pilotは登場と同時に空前の大ヒット商品となり、初代ウォークマンを上回る勢いで毎月うなぎ登りにユーザーが増えていった。キーボードがないちっぽけなハンドヘルドデバイスは世界を驚かせ、ソフトの世界では対応プログラムの開発ラッシュが起こった。 この圧倒的な成功を受け、開発元のPalm ComputingはU.S. Roboticsに買収された。当時のU.S. Roboticsは躍進中のモデムメーカーで、業界首位のHayesを追撃するとともに企業ネットワー
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