またまた厄介な海外投資ファンドの上陸 本日(8月1日)発信したメルマガ「闇株新聞 プレミアム」でも詳しく取り上げた内容ですが、論点はかなり変えてあります。 空売り専門ファンドなのかリサーチ会社なのか紛らわしい社名ですが、日本に進出したばかりのグラウカス・リサーチ・グループ(以下「グラウカス」)が、伊藤忠を栄えある「空売り推奨の第1号」に選びました。 グラウカス(Glaucus)とは、強烈な毒のある生物でも食べてしまう海洋生物にちなんだ名前ですが、2011年創業のカリフォルニアを本拠地とする投資ファンドです。粉飾決算など不正を抱えていそうな企業を探し出し、自己資金で空売りポジションを積み上げてから、その企業を徹底的に叩くレポートを配信して市場の感心を高めつつ「不正発覚」を待つ投資スタイルです。 推奨は当然に売り推奨(空売り推奨)だけで、しかも業績悪化などによる売り推奨ではなく、あくまでも「不