スペイン高等科学研究院が作成する世界リポジトリランキングの2010年7月版が公開されています。機関リポジトリのランキングでは、1位はHAL Hyper Article en Ligne CNRSで、日本の機関リポジトリでは、京都大学(28位)、九州大学(76位)、早稲田大学(88位)、名古屋大学(91位)、東京大学(98位)がトップ100内にランクされています。 Top 800 Institutional Repositories http://repositories.webometrics.info/top800_rep_inst.asp Lists & Rankings: Top 800: Ranking Web of World Repositories (July, 2010)(2010/7/9付けResourceshelfの記事) http://www.resourceshel
小さな小さな誤差が大きな影響を与えるのですね。 最新の測量結果によりますと陽子の大きさが今まで考えられていたものよりも、どうやら0.00000000000003ミリメーター小さいということがわかったそうです。100兆分の3ミリなんて...、と思いますが、物理学者にとってみると大パニックの誤差のようです。 陽子の大きさは量子電磁力学に関わってきます、つまり今まで使っていた多くの基礎式が間違っている可能性がでてきたわけです。これによって、物理の分野だけでなく、広いエリアで問題になりそうですよ。 それでもたかだかほんのわずかな差でねぇ、と思ってしまうのが素人です。プロフェッショナルの面々、バーゼル大学物理学教授Ingo Sick氏や英国の国立物理学研究所の科学者のJeff Flowers氏等、その分野のプロフェッショナル達は、今まで全ての量子電磁力学を考え直す必要があるかもしれず、これによって全
(株)PFUは7月12日、創業50周年記念して、創業の地石川の伝統工芸「漆塗り」によるScanSnap特別モデルを台数限定で販売すると発表した。 同社は1960年にウノケ電子工業として石川県で創業し、本年11月1日で50周年を迎えるという。創業50周年を記念し、「ものづくりを極める50周年」をコンセプトに創業の地石川の伝統工芸「漆塗り」によるScanSnap特別モデルを先着50台、同社オンラインショップ「PFUダイレクト」にて限定販売する。 特別モデルでは、日本を代表する伝統工芸である「輪島塗」を行う工房と連携。輪島市無形文化財指定の「天日黒目(てんぴくろめ)」技法による漆を塗り重ね、蒔絵技法の中でもっとも華麗な「肉合蒔絵(ししあいまきえ)」でScanSnapロゴと石川の県鳥「犬鷲」をあしらったという。 ScanSnap S1500創業50周年記念特別モデルの価格は税込み30万円、Scan
今年も夏がやって来ました。はてなのインターンが始まります。 はてなサマーインターン2010 エンジニアは12日で募集を締め切りますので、参加希望の方はぜひ早めにご応募下さい。はてなのインターンは京都に移ってから本格的に開始し、今年で3年目です。参加者の皆さんからは好評を頂いていて、「しんどいけれども良い経験だった」との評価をいただいています。京都在住のインターン生で、終わった後もアルバイトで働き続けてそのまま入社…という方もたくさん出ています。 今回のインターンは過去最大規模。エンジニアだけで10人+α参加していただく予定です。学生さんからは募集を開始する前から「今年もやるんですか?」と聞かれたりと、問い合わせも増えているので受け入れメンバーも張り切っています。ベテラン社員だけでなく、インターンで入社した若手エンジニアも講師として活躍する予定です。 「10人も集めたら入るところ無いんじゃな
佐々木俊尚さんのつぶやきでスタジオジブリが発行している「熱風」という小冊子の7月号がiPadの特集をしていて掲載されている宮崎駿監督のインタビュー記事が強烈とのことだったので入手してみました。 この原稿は編集部が行ったインタビューをもとに宮崎監督が、質問を含め、あらたに書き起こしたとのことで、全体としてiナントカについて批判的な意見の連続なわけですが、ただこちらの文章、ここで宮崎監督がiPadの事を理解していないとかそういう事ではなく、この質問内容に対して宮崎監督ならまさにこう答えるだろう…と思うものばかりです。 英語の読み書きや、楽譜の読み書きを覚える事について、それが幼い頃に行った訓練で身についている人からみると、さまざまな教材に手を出しながら相当な出費を繰り返しているのに、本質的な訓練を怠っている例が沢山あり、 例えばiPadにもTabToolkitなる楽譜ビューワーと呼ばれる素晴ら
大学図書館問題研究会のオープンカレッジという催しに講師として参加してきた。大学図書館のライブラリアンや関係者の勉強会のようなものらしい。今回与えられたテーマは、学術情報の電子化と大学図書館、というようなことだった。 講師といってもレクチャーするわけではない。ワークショップ形式の座まわしみたいなことをし、あとで他の2名の講師とともにパネルディスカッションでしゃべる。こういう形式で実施するのは初めてのことなのだそうだ。 お二人の講師は旧知の間柄だったようだが、ぼくとは初対面だった。先方はぼくのことなど知らなかっただろう。講師どうしによるパネルの発言では、教えられるところもあり、また、ぼくから見れば俗流メディア論としかいいようのない話も含め、異なる点もいろいろあった。しかしそれは立場や考え方が違えば当然ありうることであり、少なくとも両者に議論する用意がありさえすればいいだけのことだ。 いずれにせ
学長選挙の翌日は京都へ日帰り。大学図書館にかんする勉強会によばれ、話をするためである。 集まってくださったのは、京都近辺の大学図書館ではたらくライブラリアンたち。「ポスト人文書時代において、人文系の学術出版はいかに可能か──「出版」再定義への試み」と題して、ここ数年試行錯誤しつつ考えてきたことをお話させてもらった。 * ぼくの話は、おおむね以下のとおり。 人文書空間が崩壊し、人文書の変容が迫られている現実は、同時に人文的な知の様態そのものの変容を意味している。だから、ポスト人文書時代において新たな文脈で人文書の再構築をめざすことは、ポスト・グーテンベルク銀河系──いまのところそれはGoogle=YouTube的なものとしてイメージされているわけだが──における人文的な知のあり方を構想することに直接つながっている。ところが、この手の話は従来もっぱら産業論か、そうでなければ技術論かのどちらかの
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