マウント・クーサ(Mount Coot-tha)はオーストラリア、クイーンズランド州ブリスベンのサバーブ(都市部の行政区画)であるとともに、山の名称でもある。ここでは山の名称をクーサ山、サバーブの名称をマウント・クーサとした。 概要[編集] クーサ山は標高287mであり、タイラー山地の東麓に位置する。ブリスベンの中央業務地区の西部6kmにあり、主要なランドマークであり、ブリスベン市内から望むことができる。 モートン湾周辺を植民地化する以前、マウント・クーサはアボリジニのターバル族が生活していた[1]。アボリジニは土着のミツバチから捕れるハチミツ(ハチミツはターバル族の言語で‘ku-ta’と呼ばれる)を採集するためにこの山を訪れていた。初期のブリスベンに入植した人々は、山頂部が皆伐された時、一本の大きなユーカリだけが残されたことから、ワン・ツリー・ヒル(One Tree Hill)と呼んでい