アーカイブサミット2017 in 京都<報告> 2017年9月9日から10日まで,京都市左京区の教養教育共同化施設「稲盛記念会館」(京都府立大学下鴨キャンパス内)および京都府立京都学・歴彩館において,アーカイブサミット組織委員会(委員長:長尾真(京都府公立大学法人理事長))の主催により「アーカイブサミット2017 in 京都」が行われた。本稿では同委員会事務局(事務局長:吉村和真(京都精華大学副学長))の立場から,今回のサミットの内容と意義について報告する。 ●概要 「アーカイブサミット」とは,産官学民を横断するアーカイブ関係者による集まりで,2015年,2016年は東京で開催された(E1814参照)。9日は「社会のアーカイブ化」をテーマに,この1年のアーカイブをめぐる状況のレビュー,3会場同時に2ターン行った6つのセッション(「災害とアーカイブ」「空間情報とデジタルアーカイブ」「文化資源
紀州の殿様が残した南葵音楽文庫の保管と活用 2016年12月に和歌山県庁において,和歌山県(以下「県」)と公益財団法人読売日本交響楽団(以下「読響」)との間で南葵音楽文庫(以下「文庫」)の寄託契約調印式が行われた。以下,文庫の概要,寄託の経緯と内容,今後の活動などについて紹介する。 ●文庫の概要 文庫とは,紀州徳川家の第16代当主徳川頼貞(1892~1954年)が,私財を投じて収集し,戦後に補充された分を合わせた約2万点の西洋音楽関連のコレクション(楽譜,書簡,書籍)である。関東大震災や戦中・戦後の混乱時にあっても大きな散逸は免れたが,千葉県や福島県内の倉庫に保管されるなど,複雑な転遷を辿った。1967年の読売新聞社主催「南葵音楽文庫特別公開」展で展示された後,日本近代文学館(東京・駒場)において,研究者対象に公開された。1977年から読響が所有することとなり,以後原資料は公開されることな
図書館総合展2017フォーラムin安城<報告> 2017年では4か所目の図書館総合展「地域フォーラム」(E1940参照)が9月23日,愛知県の安城市中心市街地拠点施設「アンフォーレ」で開催された。アンフォーレは2017年6月にオープンし,その中心施設がアンフォーレ本館の2階から4階に位置する安城市図書情報館(以下,図書情報館)である。フォーラムでは,作家の荒俣宏氏の基調講演「つながる読書」,荒俣氏に神谷学安城市長とアンフォーレを設計した三上建築事務所の益子一彦所長を加えたパネル討論「まちづくりと図書館」などが行われた。主催者発表の参加者は267人であった。 当日の詳細は,公開されているツイート集や動画記録に委ね,ここでは,基調講演及びパネル討論での図書情報館に関する内容や意見等を中心にまとめ,それらを踏まえた図書情報館の今後の展望や可能性に言及する。 第1部の基調講演で,荒俣氏は,図書情報
関西大学アジア・オープン・リサーチセンターの目指すもの 関西大学の東アジア研究は,江戸時代末期に大阪に開設された漢学塾「泊園書院」をその源とする東西学術研究所(1951年設立)を中心に,近年の文部科学省グローバルCOEプログラムへの採択や「文化交渉学」という新しい学問体系の提唱等を通じて,広く社会的な認知を受けていると自負している。今回,更に,そうした長き伝統の中で培われてきた関西大学の東アジア研究の学術リソースと国際的学術ネットワークを基盤に東アジア研究のためのデジタルアーカイブを構築し,その活用を通して新たな人文知の未来を切り拓くべく,2017年4月,「関西大学アジア・オープン・リサーチセンター」(Kansai University Open Research Center for Asian Studies:KU-ORCAS)を立ち上げた。 人文学の分野では「デジタルアーカイブ」は今
動画投稿サイト「ユーチューブ」に、日本史や世界史の授業動画を投稿し、全国の受験生に人気になっている福岡県の公立高校教諭がいる。山崎圭一さん(41)=同県志免町。現役教諭が授業動画を投稿するのは珍しく、山崎さんの動画チャンネルを登録する人は約1万5千人、再生回数は700万回を超える。インターネット上で「ムンディ(ラテン語で「世界の」)先生」と呼ばれる山崎さん。「若手の社会科教諭にも、授業の参考にしてほしい」と話す。 《歴史の転換点の話をしたい。ここでは米国がどんどん繁栄し、恐慌に転落する姿を見ていきたいと思います》 1929年の世界恐慌について解説する動画。山崎さんが黒板に向かってチョークで書き込み、カメラに向かって説明する。教室のように見えるが、自宅の一室。撮影のために改装した。 山崎さんが動画を撮り始めたのは3年前。人事異動で高校を転任する際、世界史を教えていた2年の生徒から「転任後も先
こんなの待ってた!1台3役が嬉しい、スタイリッシュなIH対応鍋 KINTOより、優れたデザインと機能を備えた土鍋「KAKOMI(カコミ)」シリーズが登場です! IHコンロをはじめ、あらゆる調理器に対応しているので、どのご家庭でも活躍してくれること間違いなしの万能アイテム。 数ある土鍋の中から、これだ!と選びたくなる理由がたくさんつまっていますよ。 IHコンロ対応の嬉しいポイントは、温度調節がしやすいため、長い時間ほどよい温かさをキープしやすいところ。 冬の定番である鍋料理ですが、ガスコンロなどと違って周囲に熱を発しにくいので、暑さが気になる夏場でも、涼しい環境でお鍋を楽しむことができます。 これからは季節を問わず、お鍋を味わう機会が増えそうですね。
HOME / お知らせ / 【福岡でも開催決定】店長佐藤の刊行記念イベントを、ブックスキューブリック箱崎店で12/9(土)に開催します! 編集スタッフ 津田 12月に「福岡」でも、イベント開催します! 店長佐藤の書籍『「北欧、暮らしの道具店」店長のフィットする暮らし』(パイ インターナショナル)の刊行記念イベントについてお知らせです。 京都につづきまして、福岡にあるブックスキューブリック箱崎店で、12月9日に開催いたします。 内容は二部に分かれております。第一部のブックフェアは予約不要ですので、どうぞお気軽にお越しください。第二部のトークイベントは、先着40名さまのみ限定のため、気になった方は、ぜひお早めにお申し込みください。 この機会に、福岡でもたくさんのお客さまにお会いできますことを、店長はじめスタッフ一同とても楽しみにしています! ※11/22追記:トークイベントは定員に達したため、
さくらインターネットさんが福岡県福岡市に「福岡オフィス」を開所してから早9ヶ月! 福岡といえばスタートアップやエンジニアコミュニティが盛り上がりを見せ、各種勉強会やイベントが活発に開かれている熱い場所。さくらインターネットさんは福岡オフィスを拠点として活動し、同じく福岡に居を構える会社さんと交流しながらも、「もっともっと福岡の皆さんと話したい! エンジニアの皆さんと交流したい!」と想いを温め続けていました……。 そこで! 【ELF presents】 はてな×さくら エンジニア大忘年会@福岡 を開催することになりました! エンジニアの皆さんが技術の話をしながら、楽しく過ごしていただけるようなプログラムを準備しています。イベントは皆さんの乾杯からスタート! 日程は2017年12月15日(金)、18:30開場、19:00開始。場所は福岡市中央区のFukuoka Growth Nextです。ぜひ
@dokosci @tombo_ptworld 国立国会図書館やCiNiiにも問い合わせたところ、立命館のリポジトリから情報を得ているため、大学のリポジトリにさえ戸籍名が載らなければ他で公開されることもないと聞き、ひとまずは安心しました。
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