同書が図書館関係者からの支持を受け、発売から2カ月弱で2刷が出来する好調な売行きを示している。 同書は、1994年に日外アソシエーツが刊行した『ある図書館相談係の日記』の大幅な増補復刊版。かつて東京都立図書館(港区)に司書として勤務していた著者が、図書館利用者から日々相談が寄せられるレファレンスカウンター現場の実態を綴り、社会におけるレファレンスサービスの意義をも説き明かしたもの。 皓星社は昨年11月21日の発売を記念し、横浜・西区のパシフィコ横浜で行われた第21回「図書館総合展」3日目(同14日)に著者の大串氏とライター・南陀楼綾繁氏によるトークショー「これからのレファレンスサービスのために」を開催。増補復刊版の発売も図書館関係者に周知した。 初版は1700部。1月10日に2刷800部が出来。本体2000円。