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ナイジェリア・ラゴス(CNN) 世界保健機関(WHO)は17日までに、ナイジェリアでラッサ熱の流行が発生し、少なくとも43人が死亡、450人の感染が疑われると発表した。 ラッサ熱は急性のウイルス性出血熱で、アフリカ西部の大半が発生地域となっている。1969年にナイジェリアで初めて感染が確認された。症状は軽い場合も重い場合もあり、歯茎や目、鼻の出血などがみられる。 症状の多くはエボラ出血熱に似ているが、ラッサウイルスによって引き起こされ、マストミスというネズミによって媒介される。ウイルスを持つマストミスにより汚染された食べ物などとの接触や、感染者の体液との接触により感染する。 人から人への感染は少ないが、ナイジェリアでは院内感染が確認されている。今回の流行では、同国の病院で5週間の期間に医療従事者4人が死亡した。 WHOは今回、1月1日から2月4日にかけて感染が疑われる症例450件が報告され
ナイジェリア・エド州の病院で、ラッサ熱患者の治療に使われた物品を廃棄する医療関係者(2018年3月6日撮影、資料写真)。(c)PIUS UTOMI EKPEI / AFP 【1月29日 AFP】アフリカ中西部ナイジェリアでラッサ熱が流行しており、今月だけで計41人が死亡した。同国疾病対策センター(NCDC)が28日、発表した。感染が確認された地域が広がっているとされる。 同センターによると、今月初めから26日までに19州で確認された感染者数は計258人に上り、うち5人は医療関係者だという。 ラッサ熱はナイジェリアの風土病で、エボラ出血熱やマールブルグ病と同じウイルス性出血熱だが、致死率ははるかに低い。 ネズミのふん尿を介して感染し、発熱に始まり、最悪の場合は出血や臓器不全をもたらす。 ナイジェリアでは1年前にラッサ熱の流行が宣言され、昨年の死者数は約170人に上った。 乾期の1月は、その気
災害アーカイブぎふに提供された写真。飛騨川バス転落事故を起こした豪雨で流れ込んだ土砂を片付ける人たちが写る=1968年8月、加茂郡川辺町下麻生(町役場所蔵) 過去の災害の写真をデジタル化して後世に残す取り組みが、岐阜県内で始まっている。研究者や防災士らでつくる「災害アーカイブぎふ」が東北大との共同研究として行うもので、単に収集するのではなく、持ち寄った写真を囲んで当時を振り返り、災害の「記録」と「記憶」の継承を図る。本格始動となる2日、多治見市で本年度初のワークショップが開かれる。 きっかけは一昨年に加茂郡川辺町の中学校であった防災教室だった。防災士の平岡守さん(52)=可児市=が、豪雨に伴う土砂崩れで104人が死亡・行方不明になった1968年の飛騨川バス転落事故に関連し、「町内でも豪雨の被害があったことを知っているか」と問い掛けたところ、知っていた生徒はクラスで1人だけだった。「わずか5
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