図書館不安の概要、症状と影響、要因、予防・減少・介入などの対策をみる。 図書館不安は 1986年にConstance A. Mellonにより発見された、大学図書館において学生が居心地の悪さや図書館員に対する心理的な距離感を感じる現象。図書館の利用を避けたり、図書館員の手助けを求めないといった傾向があり、特に1年生に顕著。結果、リテラシー獲得機会の減少や学業成績への影響がみられる。 要因には、図書館の規模、心理的要因などが知られている。 対策として、図書館内の環境の改善や、図書館不安やKuhlthauの情報探索プロセスについての学生の知識向上などが挙げられている。Read less