1.権利保持戦略を勉強しよう 連載第1回にて、英国では機関リポジトリによるセルフ・アーカイブ(グリーンOA)が機能していることを紹介しました 。ただし英国の場合、機関リポジトリへの登録は論文採択と同時にするのが義務ですが、それを一般に公開するまでにはエンバーゴ(猶予期間)が認められています。日本で2025年度新規採択分からの実施が予定されている[1]、論文出版と同時のOA(即時OA)をセルフ・アーカイブで実現しようとすると、多くの出版社はエンバーゴなしでのセルフ・アーカイブを認めていないし、出版にあたって著者は出版社(専ら海外の)に著作権を譲渡するよう求められるので自分の論文でも出版社の許諾なく公開できない、という問題に直面します。ことは著作権の問題、ということもあって最近ではオープンアクセス関係のセミナーでこの問題の専門家が招かれる機会も増えてきました。特に人間文化研究創発センターの鈴木
28/02/2024 Plan S is an initiative for Open Access (OA) publishing, which requires that from 2021 scientific publications that result from research funded by public grants must be published in compliant Open Access journals or platforms. At cOAlition S, we are committed to accelerating the transition to Open Access. As an international consortium of research funding and performing organisations, a
The following table shows for each cOAlition S Organisation: The date their Plan S-aligned Open Access policy will apply from What their Plan S-aligned Open Access policy will apply to It also shows which funders are adopting the Rights Retention Strategy to support the implementation of their Plan S-aligned OA policy from 1/1/2021. These funders are designated as “early adopters”. Other funders,
2021年3月11日、Springer Nature社が、2022年にネイチャー・ポートフォリオからジャーナル3誌を創刊することを発表しました。 創刊されるのは、心血管系および血液学のあらゆる分野を扱う“Nature Cardiovascular Research”、化学合成と材料合成の全分野を扱う“Nature Synthesis”、行動科学・社会科学系分野のレビュー誌“Nature Reviews Psychology”です。 3誌の内、“Nature Cardiovascular Research”と“Nature Synthesis”はPlan Sに準拠した「転換雑誌」であると述べられています。 Nature Cardiovascular Research、Nature Synthesis、Nature Reviews Psychology の3誌が2022年にネイチャー・ポートフ
2021年1月1日付の米国科学振興協会(AAAS)のScience誌Vol. 371, Issue 6524掲載の記事として、“Open access takes flight”がオープンアクセス(OA)で公開されています。 同記事は、欧州を中心とした研究助成機関のコンソーシアムcOAlition Sのイニシアティブ「プランS」が、2021年1月に発効したことを受けたものです。プランSに対して、購読モデルを基盤とした学術出版の伝統を覆すためのOA運動の現れである一方で、地理的な広がりの停滞、財政的な持続可能性への疑義等の問題点も存在することを指摘しつつ、研究成果物のOA化を巡る最新の論点をテーマ別に解説しています。記事は主に以下のことを指摘しています。 ・OAが被引用数に与える影響範囲は一部のスター論文に限られるという指摘がある一方で、ダウンロード数・ビュー数・ソーシャルメディア等における
[プレスリリース] cOAlition Sが改定した「変革的(転換)ジャーナル」基準は「非常に厳しい」が、シュプリンガー・ネイチャーは、Nature を含む大多数のジャーナルの変革的(転換)ジャーナルへの移行を公約 これにより、Plan Sに参加している資金分配機関からの資金提供を受ける著者は、引き続きNature などのジャーナルへの論文投稿が可能に ロンドン|ベルリン 2020年4月8日 シュプリンガー・ネイチャーは、cOAlition Sが変革的(転換)ジャーナル*を支持するという決定を歓迎いたします。今後発表されるであろう透明性要件が受け入れられることを条件として、シュプリンガー・ネイチャーは、所有する英語ジャーナルのうち、Nature やNature関連誌などオープンアクセス(OA)化されていない大多数のジャーナルを、変革的(転換)ジャーナルに移行させることを公約します。 シュプ
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