在日コリアン3世のサッカー選手、鄭大世(チョン・デセ)氏をめぐり韓国内で露骨なバッシングが起きています。しかも、「従北騒動」という赤狩り攻勢の一環として展開されているだけに、執拗かつ悪質です。彼は今年から韓国のKリーグでプレー(所属チームは水原サムソン)していますが、そのオールスター競技の選手投票で、彼がフォワード部門のトップになったことが発端でした。 御存知のとおり、彼は前回の南アフリカW杯に、朝鮮民主主義人民共和国の国家代表選手として活躍(国籍は韓国)しました。その経歴から“北の体制と指導者を賛美する輩”と誹謗され、反共・反北の保守団体は国家保安法違反の容疑で告訴すると世論を煽っています。ネットを通じた強制退去の主張が影響してか、チョン選手の順位は3位に後退しました。 国民意識の根底に残存する分断意識を少し刺激するだけで、いとも簡単に条件反射を起こし北への敵意をむき出しにする韓国社会の
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