前節、長崎との「バトルオブ九州」を制し、連敗を3で止めて、プレーオフ圏内争いに踏みとどまった福岡。運動量に長所のあるチーム同士の対決とあって、最後まで走り回る試合は、まさに死闘だった。試合終了後、福岡の選手たちはすべてを出し切ったように疲労困憊だった。 そんな選手たちの姿を見ていたマリヤン・プシュニク監督はこんなコメントを残している。「(金久保)順は長崎戦で吐くほど走った。試合後に実際に吐いていた。そこまでのプレーを見せてくれた。順のようなクリエイティブな選手でもそこまで走ったということ。その姿は非常に影響力のあることだと思う。技術があっても走れなければいけない。周囲の選手たちにとってメッセージになったと思う」と、金久保の走り切る姿について高評価を与えていた。 夏場の暑さ、疲労が心配される中でも「戦い方は変えない」と言い切るプシュニク監督。選手たちは指揮官の思いにしっかりと応えている。 福
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