ご存知のとおりX線は医学で多用されています。ただ少々被曝が気になるところではあります。X線といえども光にすぎないのですが日光に比べて人体にたいする破壊力が大変に大きいのですよね。 さて、量子相関(エンタングルメント)されたEPR対のように二つの光子をペアで生成し、片方の光子Aは放置しておいて、もう片方の光子Bを人体撮影に使い透過してきたところで先ほど放置しておいた光子Aとひきあわせます。細かいテクニックはさておいてこの突合せ方法を上手に設定すると、理論値では従来のX線の100万分の1の光量で充分に医学的所見が得られるのだそうです。すさまじい。まだまだ必要な機材の開発ができていないようですが。このオハナシは少し前の日経サイエンス誌の記事になっていました。ですからこうしたアーキテクチャの方向性は本当に実現しかねないのです。 こんな未来社会を考えてみませんか?街中いたるところで量子相関X線撮影機
