韓国のソウルとロサンゼルスに本拠を置くeスポーツ企業「Gen.G」は、フォーブスが選ぶ「世界で最も価値のあるeスポーツ企業ランキング」の7位に入った。同社の企業価値は1億1000万ドル(約125億円)とされている。 CEOのKevin Chouはモバイルゲーム企業のKabamを、韓国のゲームパブリッシャーNetmarbleに7億ドルで売却した後、2017年にGen.Gを始動した。Chouはブリザード・エンターテイメントのeスポーツリーグ「オーバーウォッチ・リーグ」に所属するチーム「ソウル・ダイナスティ」を推定2000万ドルで買収した。 ソウル・ダイナスティの価値は今では買収当時の4倍に上昇したとされ、Gen.Gにとって最大の資産となっている。Gen.Gが競合他社と違うのは外部から資本を入れていない点だ。同社の資金は創業者のChouや、同社の役員のArnold Hurたちからもたらされている