Windows NT系のOSでは、ユーザー・アカウントなどのオブジェクトはすべて、表に表示される名前ではなく、SIDという内部的な数値を使って管理されている。通常、SIDがユーザーの目に触れることはないが、アカウントの削除やドメイン・コントローラへの接続トラブルなどの事態が発生すると、SIDがそのまま表示される場合がある。 解説 Windows NT系のOS(Windows 2000やWindows XP、Windows Server 2003などを含む)では、ユーザー・アカウントやグループなどは、管理ツールに表示される「名前」ではなく、「SID(Security Identifier。セキュリティ識別子)」と呼ばれる一意のID番号列を使用して管理されている。具体的には「S-1-5-21-917266621-1342861121-1792158721-512」のような数字列のことを指す。シ