サイボウズ 代表取締役社長 青野慶久氏 サイボウズは3月18日、東京都内で事業戦略説明会を開催。同社代表取締役社長 青野慶久氏は、「Google Appsなどには脅威を感じる」としながらも、「グループウェア専業メーカーならではの強み」を生かしながら、今後は一層中小企業やモバイル分野をターゲットとしたビジネスに注力する意向を示した。 同社の主力製品である「サイボウズ Office」の導入企業は2万7000社に達しているが、青野氏は「PCに向かわないと使えない(職場のデスクにいないと使えない)」「ケータイでは使いにくい」「スケジュール共有のためだけのツールだと勘違いされている」「社員同士でしか使えない」「周囲が使い慣れていないから広まらない(みんなに使わせるのが大変)」といったことがユーザーの間に根強く残っている事実を示しながら、このような課題を解消することが同社にとって重要になってくると語っ