アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催されている国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)でスピーチを行うジョン・ケリー米大統領特使(2023年12月2日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【12月2日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ(Dubai)で開催されている国連(UN)気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で2日、2050年までに世界全体の原子力発電の設備容量を2020年の3倍にする宣言に日米など20か国以上が参加した。 同宣言は、温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を達成するには原子力が「重要な役割」を果たすとしている。 化石燃料よりもクリーンな代替エネルギーとして原子力を利用することについては議論を呼び、環境団体は安全性や放射性廃棄物の処理に懸念を示している。 ジョン・ケリー(John Kerry)米大統領