「生きていればきっと笑える時が来る〜牧師・奥田知志」初回放送日:2021年6月12日 奥田さんが代表を務めるNPO抱樸の支援で、33年間に3600人以上が路上生活から自立してきた。西原宣幸さんもそのひとり。「出会ってなかったら生きてない」。また、抱樸の職員・花岡真琴さんは、西原さんが生き生きと変わっていく姿を見て自分も励まされたと語る。さらに抱樸は、居場所がない若者など、「ひとりにしない」支援を掲げる。コロナ禍で厳しくなる現状と、人と人とのつながりを取り戻そうとする姿を追った。

「スポーツ界 性的虐待の闇」初回放送日:2021年3月26日 世界のスポーツ界では若者の夢につけこみ性的虐待を加える事例が後を絶たない。サッカー、体操、水泳などで行われていた少年少女の性的虐待の実態を当事者の証言から探る。 アスリートを目指す若者たち。その夢につけこみ、性的虐待を加える指導者を訴えるニュースが世界では近年後を絶たない。プロアマを問わず18歳未満の男女7人に1人が性的な虐待を受けているという衝撃的なデータも。番組ではサッカー、体操、水泳など様々なスポーツで行われていた少年少女の性的虐待の実態を当事者の証言から探る。原題:End Game:Breaking the Silence/フランス 2020年
「イナサ〜風寄せる大地 16年の記録〜」初回放送日:2021年3月8日 震災前の2005年から16年にわたって仙台・荒浜という半農半漁の地域を記録し続けたドキュメンタリー。大漁と豊作をもたらす風<イナサ>とともに暮らしてきた人々のさりげない日常の中で、津波によって「失われたもの」「変わらないもの」「守り継がれたもの」を描く。困難を前に、人は何をよりどころにして生きるのか。コロナ禍の今だからこそ、荒浜に生きて、荒浜に死んでゆく、日本の集落の営みと、その力強さを見つめる。
「患者が“命を終えたい”と言ったとき」初回放送日:2020年12月26日 今年、ALSを患う女性がSNSで知り合った医師に自らの殺害を依頼し、薬物の投与を受けて亡くなるという事件が明るみになった。「苦しむ姿を見せたくない」「延命して家族に負担をかけたくない」―そうした患者の訴えに、医師たちは今どう向き合っているのか。がんの終末期やALSなど神経難病の現場では、どこまで患者の希望に寄り添うべきか、どんな言葉をかければいいのか、医師たちが模索している。命をめぐる葛藤の記録。
「セルフポートレート -拒食症を生きる-」初回放送日:2020年11月6日 拒食症のレネは、自らの姿を写真に撮り人々の心を震わせる。「痛みの中に美がある」と、ありのままの自分をさらし、写真家として認められていくレネの孤独、そして希望とは 10歳から拒食症のレネは「病気の自分でも何かができるはず」と、自身のポートレート写真を撮り始める。巨匠写真家に才能を認められ、各地で展覧会を開き生きる喜びをつかみ始めてきた。しかしその矢先、交通事故で首を損傷。写真が撮れなくなるという恐怖に襲われるようになる…。自身の圧巻の写真とノルウェーの美しい風景でつづった静謐(ひつ)なドキュメンタリー。原題:Self Portrait(ノルウェー2020年)
「スケボーが私を変える アフガニスタン 少女たちの挑戦」初回放送日:2020年9月25日 女性への抑圧が深刻なアフガニスタンで貧しい少女たちにスケートボードのレッスンを通して勇気を授ける学校が舞台。不安や恐怖を克服し希望を抱き始める少女たちの姿を追う NPOが運営するカブールの女子校では、男の子のスポーツとされるスケートボードの授業を取り入れている。狙いはタリバン政権の女性抑圧政策により、徹底的な行動制限を受けた時代の負の記憶を払拭させることだ。授業を通じて変化してゆく少女たちの姿を描く。2020年アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞。原題:LEARNING TO SKATEBOARD IN A WAR ZONE(イギリス 2019年)
かつて質・量ともに圧倒的な投稿で深夜のラジオ番組を席巻、「伝説のハガキ職人」と呼ばれた男・ツチヤタカユキ。人気芸人のスカウトで放送作家になるも、人間関係で失敗し挫折した。いまツチヤは再起を目指し、落語の創作に挑んでいる。古典落語に感銘を受け「人間からにじみ出る笑いを作りたい」というツチヤが今回書くのは、母と息子の物語。愛憎半ばする母親への思いと向き合い、笑いに変えていこうと苦闘する日々に密着した。 番組ディレクターから 【この番組を企画したきっかけは】 学生時代、深夜ラジオのヘビーリスナーだった私は、ラジオからしきりに聞こえてくる「ツチヤタカユキ」という名前を強烈に記憶していました。独特な発想や設定が盛り込まれた投稿を数々の深夜ラジオなどで1000個以上残したツチヤさん。しかし、彼の名前はある日突然、ラジオから聞こえてこなくなりました。そして、「伝説のハガキ職人」と呼ばれるようになっていき
「パイプオルガン 夢を奏でる若者たち」初回放送日:2020年4月10日 パイプオルガンの若手人気奏者を輩出してきた「カナダ国際オルガンコンクール」。この大会に出場する4人の若き演奏家たちの4か月間に密着。栄冠はどの奏者の手に!? ドイツ出身でコンクール史上最年少の出場となる19歳の“神童”セバスチャン。中国オルガン界の第一人者の娘として英才教育を受けて育ったワン。アメリカのテキサス州から参加し、自分の音楽のバックグラウンドであるジャズで勝負する黒人奏者のアルシー。アメリカのピッツバーグ出身のニックは、技巧を駆使し前衛的な曲に果敢に挑戦。さまざまな思いを持ってコンクールに挑む若手パイプオルガン奏者たちの闘いに密着する。
ナレーションのないドキュメンタリー「ノーナレ」。京都の街をひそかに彩る“山野草”。はかなくも美しいその姿は“女優”-ひと花に交錯する人々の思いを見つめた。 自然の命で客人をもてなす京都。料亭、茶屋、喫茶店…そこに生けられるのは日本に自生してきた山野草や花木だ。「梅花黄蓮(ばいかおうれん)」「雪割一華(ゆきわりいちげ)」-数日たてば店先で生を終える、はかない命。それを支えるのは「花守」とよばれる職人たちだ。その技は「秘薬」と称される歴40年の職人。4000鉢を超える花を自宅の畑で育てる若き職人。雪降る冬から芽吹きの春、花に身を捧(ささ)げた黒子の物語。
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