大阪市 区長公募に711人 人気は西成 大阪市は12日、公募していた市内24行政区長に、締め切り日の11日夕方時点で711人の応募があったと発表した。11日消印の申請書類も有効なため応募者数はさらに増える見込み。人気が最も高いのは、日雇い労働者の多い「あいりん地区」を抱える西成区だった。 応募不足を心配していた橋下徹市長は12日の記者会見で「うれしい。しっかりと選考したい」と表明。ただ公募区長の今後の実績評価をめぐって「僕が評価するのはおかしい。最後は選挙でやるべきだ」と述べ、将来的には公選制に移行する考えにこだわりをみせた。 市によると、応募が多かったのは西成(55人)、淀川(54人)、中央(51人)の3区。生野区は7人で最少だった。 性別では男性が689人で女性は低調。民間や他の自治体職員、大学教授のほか、現職区長18人も応募した。 公募区長の年収は約1400万円で、市職員か