AWS Dev Day 2023 Tokyoの登壇資料です。
![アジャイル開発は本当に必要なのか、何を解決するのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/eb57b03c5af0e9ca0408ec4f8093cd4223045d9d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Fb77a1d7c0271494a8c2be3203007bad6%2Fslide_0.jpg%3F26098358)
アジャイルチームは自分たちのスプリントごとのベロシティを計測する。そうすることで彼らは、計画をたて、進捗をトラッキングし、プロダクトオーナーにプロダクトのリリースプランを作るための手がかりを与えることができるようになる。チームは、自らを改善したいときに、ベロシティのデータを利用できるのだろうか? 何人かの著者がベロシティについて書いており、チームの生産性を高めることを目的としてベロシティを計測することについての懸念を伝えている。 Catia Oliveira 氏はScrum AllianceのWebサイトで「チームとプロダクトに役立つベロシティの計測と活用のしかた」について書いた。彼女は、ベロシティの計測がチームにとってどんな役に立つのかについて、このようにまとめている。 自分たちのベロシティがわかれば、こんなことがわかるようになるでしょう。 どれだけの価値を今までに届けたか(ストーリーポ
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 現実から得られるベロシティの実績値をもとに、次のスプリントでそれよりも大きい目標ベロシティを設定することはおすすめしません。 それは以下の理由からです。 そもそもチームの実績としての指標データであるベロシティが目標値として設定されることによって、チームがその目標に到達しなかった場合にチームに何か問題が発生しているようにとらえてしまうもちろん継続的な改善によってチームのベロシティは一般的には初期のスプリントから中盤にかけては向上する傾向にはありますが、それはあくまで結果としての指標データです目標ベロシティを決めて、かつ、それをコミットしてしまった場合、往々にして、数字を満たすために、テストの手抜きをしたりリファクタリングするのをやめて目先の数字を追ってしまうことが多々ありますいくつかのスプリントをこなせばチームとしての生産力は見えてくるので、数字をコ
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログアイテムは、複数スプリントにまたがって1つのものに着手することはありません。 必ず、1スプリントで完成できる大きさになっている必要があります。 これは、複数にまたがってしまうと変化に柔軟に対応できなくなること、成果の量の把握が難しくなること、大きいものを扱うのはそもそも難しいことなどが理由です。 そのため、プロダクトバックログアイテムがプロダクトバックログのなかで上位になっていくにつれて、リファインメントなどを活用しながら、適切なサイズに分割していきます。 最初の段階から細かく分割してしまうと、変化に対応しにくくなったり、数が多くなりすぎて管理しきれなくなったりするので避け、着手が近づいてきたらジャスト・イン・タイムで分割していくのがポイントです。 こうすることで、チームの成長にあわせてプロダクトバックログアイテムのサイズを変え
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 Scrum CrazyというサイトでスプリントのタスクについてたくさんのTipsがまとめられているのでご紹介します。 Sprint Tasking Tips ここではTipsのタイトルだけ紹介しておきますので、詳しくは上記サイトを参照してください。 Scrum Crazyでは他にも色々なTipsがあるので是非見ておくと良いと思います。 正直に見積もり、見積りが正確であることに価値をおく環境を作ることタスクを見積もる際は時間で見積もることを強く推奨実時間ではなく理想時間を使うことが望ましいより粒度を小さくしたタスクにすることを強く推奨1日は5〜6理想時間とすること作業量を見積もるのであって期間を見積もるのではないできるだけアトミックな単位にタスクを分ける「作業中」の状態が2日以上にならないようにするタスクはチームで見積もるスプリント途中での再タスキン
私はソフトウェアの専門家としてお答えすると、ウォータフォールは何のメリットも無いというのが私の意見であることを共有しておきたい。そういう意見に至った経緯をこのブログで書き留めて置きたい。 尚、これは所属会社の見解ではないことは明確にしておきます。 サム・グッケンハイマーの一言 私は DevOpsのエバンジェリストで、それ以前からアジャイル開発をかれこれ15年ぐらい実施し、導入の支援をしている。私はかつては、日本の環境の制約の中で如何にアジャイル開発のメリットを最大に引き出すか?ということを考えていた。 ウォーターフォールに対する立場も、真っ向から否定するものでもなく、現状もあるし、それに慣れている人もいるし、実際ウォーターフォールでも失敗しない人も居る。だから、人にウォータフォールのメリット・デメリットを聞かれた時も「変化しないものに関してはウォータフォールはいいのかもしれない」と回答して
DevOps を導入して、リードタイムの短縮などの効果を出したい時に、前提条件となっている「アジャイル」がまだ導入できていないケースが多い。そういったケースでは、まずアジャイル導入のご支援をすることもよくある。 そういった支援に入ると、「アジャイル導入前提」で構成されたはずのプロジェクトであっても、全然「アジャイル」のポイントを外しているというケースは珍しくない。更に問題なことに、「アジャイルをできます!」と言っているベンダーさんを連れてきても、全然ポイントを外しているというケースすら珍しくない。今回のブログではそういったケースでも、簡単に確認できる、「アジャイルになっていないかもしれない簡単なチェックポイント」を対策付きでいくつかご紹介しよう。 スプリントの中で、ウォータフォールを実施するのではない。それはミニウォータフォールというバッドプラクティスだ。 1. 進化型設計ができていない
みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 10 Ways to Kill Your Retrospectiveという記事で、失敗するふりかえりについて、要因のリストが紹介されていたので、抜粋・意訳にてご紹介します。 そもそもふりかえりは自分たちのプロセスの改善のために行うのであって、ふりかえりを行うこと自体は目的ではありません。 ただし、うまくいかないチームを見ていると、問題は出せるが、具体的なアクションに落とせていないとか期限を切っていないためにずるずるやるやる詐欺になっていたり、もしくはあまりに大量の問題が出てしまいチームが諦め気味になってしまったりすることが多くあります。 少しづつでも改善していくことに価値があるので、たとえば、KPTというフォーマットで常にやらなければならないわけでもないですし、いつもと違う場所でやっても構いません。 1. 何も準備していないNG : スクラムのミー
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