今年4月から「指定野菜」に追加されたブロッコリー。その生産を陰で支えてきたのが、長崎県雲仙市の野菜卸業者・國﨑青果だ。年商88億円のこの会社は、流通業者でありながら異色のビジネスモデルで、生産量を伸ばし、年収3000万円を稼ぐブロッコリー農家を生み出している。「儲かる農業」を実現させた仕組みとは何か。農業ライターの鈴木雄人さんが取材した――。 【写真をみる】年収3000万円のブロッコリー農家を生み出した方法 ※編集部註:初出時、年収についての記述に誤解を招く表現がありました。小見出し「年収3000万円の儲かる農業」内に一部追記しました。(2026年5月1日13時00分追記) ■ブロッコリー界のトップランナー 長崎県雲仙市。肥沃な火山灰土壌に恵まれたこの地で、国﨑青果は1996年に設立された。野菜の仲卸業を営み、2025年には年商88億円を記録。扱うブロッコリーは年間250万ケース(1ケース

