マッキンゼーや船井総研を経て、ブラック企業・肉体労働現場・ホストクラブ・カルト宗教団体などに潜入しフィールドワークを実践した異色のコンサルタント・倉本圭造氏。倉本氏はそこで社会問題を現場を目の当たりにすると同時に、「メタ正義」の重要性を学ぶことになった。その考えは、最新刊『日本人のための議論と対話の教科書‐「ベタ正義感」より「メタ正義感」で立ち向かえ』に詳しいが、あらためて「メタ正義」とは何か、そして対話の成功例とは。話を伺った。 文責/みんなの介護 固定的な価値観を押し付けることへの強いアンチ みんなの介護 倉本さんは日々どんな意識でコンサルティングを行っているのでしょうか。 倉本 私が追究してきたのは「いろいろな人の力が発揮できる社会にするにはどうしたらいいか」を考えること。ほんの一握りの特別な才能がある人の力だけでなく、多くの普通の人が持っている力も吸い上げて企業を、そして社会を運営
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