11月8日に行われたアメリカ大統領選挙について、各方面からの意見が大体出揃った。これら周辺の思惑と、自分の頭の中を整理する意味でも一通りまとめてみようと思った。「アメリカのことだから日本と関係ない」「大騒ぎしすぎ」といった意見もあるみたいだけど、内政にとどまらず外交においても大々的な変革を掲げていたトランプがアメリカの意思として当選したことは、表立って意思決定が進まない曖昧な日本の選挙よりも十分注目に値する事柄だと言える。特に日本の国防についてはアメリカ頼りのところがあり、「米軍の費用は負担しろ、さもなくば撤退」を政策として掲げていたトランプの当選は、今後日本がさらにアメリカの属国と化していくか、それとも自立を目指すかの境目になる。政策通りに事が運べばの話だが。 選挙の分析 選挙後のスピーチに触れて 海外の反応 人物としてのドナルド・トランプ おまけ ややリベラル寄りに偏った 選挙の分析