に悩んでいる人は罪悪感を抱え込んでいます。なぜそのような心理状態になってしまったのでしょうか?(写真:Pangaea/PIXTA) が長期化するほど、なかなか外に出ることは難しくなります。というのも、外に出られない期間が長ければ長いほど、自分の欠点ばかりに目がいき、自己肯定感を下げてしまうからです。その果てにどんな事態が待っているのか? 新書『中高年がひきこもる理由―臨床から生まれた回復へのプロセス―』などの著作を持つ臨床心理士の桝田智彦氏が解説します。 誰にでも起こりうるだからこそ、他人事ではなく、「自分の事」として捉えることが大切です。そして「自分の事」として捉えるのなら、実際にひきこもっている人たちの心の中でどのようなことが起きているのかを、ぜひ知っていただきたいと思います。 そのことは、という現象自体への理解を深めることにつながりますし、さらに彼らの苦悩を知ることで、彼らへのあなた