世界初のラットの神経細胞だけで制御するロボット「ゴードン(Gordon)」と、ゴードンに設置されるラットの神経細胞が配置されたマルチ電極アレイ(2008年8月13日提供)。(c)AFP/DIEM Photography/University of Reading 【8月14日 AFP】英レディング大学(University of Reading)の研究チームは13日、おそらく世界で初めてラットの神経細胞だけで制御するロボット「ゴードン(Gordon)」を発表した。 ゴードン製作者の1人、レディング大学のケビン・ウォーウィック(Kevin Warwick)教授はAFPに対し、この画期的な実験の目的は自然知能で記憶が蓄積される仕組みを解明することで、消滅しつつある自然知能と人工知能の境界線を調べることにより、記憶や学習能力の基本構造が解明される可能性があると明らかにした。 また、神経細胞が電気