「聴く人の心に響く演奏」と「あまり印象に残らない演奏」のあいだには、 どんな違いがあるのでしょうか? せっかく演奏するなら、聴く人の心をゆさぶるような演奏をしたいと思いますよね? 日本人は、手先が器用でまじめな人が多く、テクニック的なことをコツコツ努力して積み上げていくことは得意だったりしますが、 「心に残る表現」や「聴衆にアピール」できる演奏となると、クラシックのお膝元であるヨーロッパの演奏家に比べて、残念ながらまだまだインパクトが弱い感じが否めません… (ノД`)シクシク せっかく素晴らしいテクニックを持っていても、表現力に乏しい演奏になってしまうと、残念ながら「次回もこの人の演奏を、ぜひ聴きたい❤」とは思ってもらえませんよね。 でも、多くの日本人が持つ強みでもある「高度なテクニック」にプラスして「多彩な表現力」も全面に出せるようになれば、演奏は自然に魅力的なものへと変わるはずです。