ギブソン・ES-175を弾くジョー・パス(1974年) ジョー・パス(Joe Pass、1929年1月13日 - 1994年5月23日)は、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、ギタリスト。我流ではあるが、卓越した超絶技巧を誇り後進のギタリストに多大な影響を与えている。オスカー・ピーターソンやエラ・フィッツジェラルドといった大御所との録音も多い。 略歴[編集] ニュージャージー州生まれ。9歳でギターを始め、14歳でバンド活動を開始。 その後麻薬中毒で苦しむが、シナノンという更生施設に入って立ち直り、1962年にアルバム『サウンド・オブ・シナノン』を発表。1964年にはジャンゴ・ラインハルトに捧げたアルバム『フォー・ジャンゴ』を制作し、話題となる。1973年発表のアルバム『ヴァーチュオーゾ』は、ギター一本だけで制作され、ジャズにおけるソロ・ギターの可能性を追究した作品として高く評価された。