【ソウル=共同】旧日本軍の元従軍慰安婦として、支援団体と共に日本政府に謝罪と賠償を求める活動を続けてきた李容洙(イヨンス)さん(91)が七日、南東部大邱(テグ)で記者会見し、ソウルの日本大使館前で日本政府に抗議するために毎週開かれている「水曜集会」を「(若者に)憎悪を教えている」と批判し、今後は参加しないと表明した。韓国メディアが報じた。李さんは「このデモを終わらせて、日本と韓国の若い人たちが往来しながら親しく過ごさなければならない」と述べた。 四月の総選挙で元慰安婦の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の尹美香(ユンミヒャン)前代表(55)が、与党側から出馬し初当選したことにも不満を示した。尹氏の政界進出を巡り、団体内で何らかの対立があった可能性もある。
![元慰安婦、日本への抗議集会批判 「憎悪教えている」:東京新聞 TOKYO Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fb9d152e573473a5c6283241c43224ef6e099292/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.tokyo-np.co.jp%2Ftokyo-np%2Fimages%2Flogo_ogp.png)