【モスクワ=石川陽平】ロシアの天然ガス大手ノバテクが北部のヤマル半島で計画する大規模な液化天然ガス(LNG)開発事業で、日本への輸出と日中韓の企業の事業参加を提案していることが16日、明らかになった。三井物産や丸紅などと近く作業部会を設け、詳細を検討する。今春にも実現する安倍晋三首相の訪ロを前に、LNGの対日輸出拡大へ攻勢をかける。ノワク・エネルギー相がモスクワで日本経済新聞記者らに語った。ノ
立場が逆転 もうガスプロムのコワモテは通らない?(ロシアのパイプライン) Yuri Maltsev-Reuters 欧州のライバル諸国との長年にわたるぎりぎりの契約交渉が実って、ロシアの国営ガス会社ガスプロムは先週、遂に大規模なパイプライン「サウスストリーム」の建設に着工した。欧州のエネルギー市場に対する支配強化の野望へ向け、大きな一歩を踏み出したといえる。 国際エネルギー市場の新たな動きは、供給源の多様化と価格下落。そんななか、南欧および中欧諸国にロシアから直接天然ガスを供給するための高価なパイプラインはロシアの追い風になるかお荷物になるか──専門家は様子見の構えだ。 「これは中期的プロジェクトだ」と、オックスフォード・エネルギー研究所のジョナサン・スターンは言う。 サウスストリームはロシア南西部から黒海海底を通り、ギリシャなどを経由してオーストリアやイタリアに至る200億ドルのプロジェ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く