監督:マーク・L・レスター 公開:1985年 『来いよベネット、銃なんか捨ててかかってこい』 あらすじ 元コマンドー精鋭部隊のリーダー、ジョン・メイトリックス大佐の愛娘ジェニーが誘拐された。彼に恨みを持つアリウス将軍は娘の命と引き換えに大統領暗殺を迫ってきた。単身敵の要塞に乗り込んだジョンの怒りがついに炸裂!1人対1000人の壮絶な戦闘が始まった。 書いてた記事の下書きが完成直前で消えてしまった。嫌な時代だ。時代が私(の記事)を殺した。という訳で、コマンドーをお送りします。 デーーーンッ コマンドー、それはジャパニーズOCHANOMA-TVで洋画劇場が幅を効かせていた時代における、筋肉映画の代表格。「筋肉映画×洋画劇場」という組み合わせではこれとランボー、そしてヴァン=ダム映画の三勢力が、まるで互いにしのぎを削り合うように連日筋肉をモリモリさせつつ火花を散らせていた。そう、まるで正当継承権
監督:ジョン・ウォーターズ 公開:1994年 『覚悟はいいわね?』 あらすじ ゴミを分別しない奴、駐車場で横入りする奴、レンタルビデオの返却時に巻き戻さない奴、そして何より愛する家族の平和を乱す奴。ママのご機嫌を損ねた奴には、恐怖のお仕置きが待っている。肉切り包丁をぶん回し正義の世直し活動を繰り広げる必殺ママは、いつしか全米マスコミの人気者になっていた…。 先日、怒れるシネマ辻斬りことふかづめさんにうちのブログを紹介していただきました。いつもありがとうございます。その影響たるや凄まじく、読者登録数も一気に倍に。ワォ。 感謝の印として、これからは言葉の頭と終わりに「ふかづめ」を付けて生きていこうと思います。嘘です。というわけで、本日はジョン・ウォーターズの『シリアル・ママ』をお届けします。 「最高の映画を撮るのは難しい。なら最低の映画で頂点を極めよう!」そういう不純な動機で映画を撮り始めた一
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 公開:1979年 『化身(メタファー)は怒りとともに増殖する…』 あらすじ 精神科医ラグラン博士は独自に開発した精神治療法“サイコ・プラズミック”の実験台として精神疾患を患う人妻ノーラに執着していた。ある日、夫のフランクはノーラとの面会から帰宅した娘キャンディスの背中に、原因不明の赤いアザを見つけ、ラグラン博士への疑念を強める。数日後、今度はノーラの母親が何者かにメッタ打ちにされ、無残な死を遂げた… 今日はホラー映画を紹介します。…え、前回もホラーだったって?じゃあ次もホラー映画にしてやるから覚悟しとけよっ! そんな訳で、クローネンバーグの「ザ・ブルード」です。 デヴィッド・クローネンバーグ、それは変態界のインテリジェンス。デヴィッド・クローネンバーグ、それはインテリ界の変態映画監督。 科学と医療による肉体の変容と破壊、そして再生を描き出すことで、毎度毎
監督:ロベルト・ヴィーネ 公開:1919年 『さあ いらっしゃい!驚異の夢遊病者チェザーレ!』 あらすじ あるドイツの田舎町に起きた連続殺人事件。奇妙なカリガリ博士は夢遊病者を連れて見世物小屋を開こうとする。冷たくあしらった役人は死体になり、見世物小屋の客は夢遊病者の予言通りに死んで行く。やがて、博士の正体が暴かれていき… その昔、ドイツが映画の頂点を極めていた時代があった。凡そ1910~1920年代の終わり頃、この頃のドイツは表現主義という活動が盛んな時期で、その影響は建築、舞踊、絵画、彫刻、音楽、そして映画にまで及んだという。 表現主義というのは、それまでの伝統的な表現や価値観に対する強い反発や、懐疑心から生まれた新たな表現手法のこと。現実世界を忠実に描いてきた「写実」や「印象派」に対するアンチテーゼのようなその表現手法は、世界をいかに絵として再現するかではなく、個人が世界をいかに見て
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