人の所在地や移動距離を知るにはGPSを使う方法がありますが、GPSが利用できるのは衛星の電波が届く範囲に限られます。GPSに頼るのではなくセンサーを利用して位置情報を得る方法も存在しますが、低価格のシステムでは正しい計測ができないのがこれまで欠点とされてきました。そんな中、ユタ大学の院生が、靴底に仕込んだセンサーを使って低価格であっても正確に位置情報を取得できる装置を開発しました。 Accurate Navigation Without GPS - IEEE Spectrum https://spectrum.ieee.org/tech-talk/transportation/sensors/accurate-navigation-without-gps この装置は国際固体素子回路会議(ISSCC)で発表されたもの。ユタ大学の研究チームはジャイロスコープ・磁気計・加速度計の3つを含む慣性計