「今」が「未来」の何を保証してくれるのだろう。クラ選優勝を果たす1か月前の「今」では、こんな「未来」は到底予測できなかった。 2016年7月2日、高円宮杯プレミアリーグEAST対横浜F・マリノスユース戦。この試合はまさに、2016年のFC東京U-18の景色を強く映すような試合となった。 前半には、そのポジティブな面が随所に発揮された。FC東京U-18の選手たちは、必要な箇所で相手を圧するパワーを発揮し、またある箇所では相手を俯瞰した冷静さも見せてくれた。個で相手を上回る様子はまさに、今年ならではの特徴と言えるだろう。 方や後半はそんな様子も姿をひそめ、一気呵成のマリノスユースに逆転負け。前半が個で相手を上回ったのであれば、後半は組織で相手に上回られた格好。“チーム”としての脆さ。これもまた、今年ならではの特徴であった。 ◇ ◇ ◇ FC東京は今年、クラブとして新たな試み「U-23」を創設し
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