東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」 あの日に叶わなかった日本一へ到達した熊倉匠(3年)は、“彼ら”への想いを問われると、こう言葉を紡いだ。「本当に支えてもらっているなと思っていて、やっぱりあの負けの瞬間、みんなには正直顔を合わせられなかったんですけど、それでも『オマエのおかげでここまで来れたんだよ』とか、そういう声を掛けてくれたから、自分は高校に入って頑張ろうと思えました。それが決勝でこうやって同じチームだったヤツと戦えるのは本当に素晴らしいことですし、嬉しいことだったので、アイツらには感謝したいなって、素直に思います」。3年前。全国準優勝という悔しさを共有し、それを糧に成長し続けてきた“彼ら”は今、また新たな目標を掲げたスタートラインへ立つことになる。 2017年12月28日。FC東京U-