あらすじ 「実質的に無きに等しい」 時は幕末の日本。ある外国企業が見世物にしようと持ち込んだゾンビが無事脱走、感染が京の町に広がる。ゾンビと新選組が散発的に戦闘する72分間を最初に断罪しておこう。ゴミである。 肝心の戦闘シーンについてはジジイのファックの方が気合が入っているレベルで救い難い。体幹の威圧も、抜刀の閃光も感じられない、ただ肘から先をプラプラと怠惰に動かすだけの省エネ動作はクソッタレという間投詞にジャストフィットしている。剣道クラブで竹刀を握り始めたばかりの未就学児童の方がよほど剣豪の名にふさわしいだろう。 極めてレベルの低いアクションを、これまた極めてレベルの低いカメラが照準する。まるでスマホをいじりながら電車の扉前から意地でも動かない種族のように、頑として固定されて動かないカメラが役者をクロースアップで捉える。 アクションのレベルは低い。その低いレベルのアクションはクロースア