今回紹介する作品は 映画『スターリンの葬送狂騒曲』です。 【あらすじ】 1953年、ソ連の最高権力者ヨシフ・スターリンが脳出血により危篤状態に陥った。すぐに側近たちが邸宅に集められるが、皆一様にスターリンの後釜を狙い、色めき立っていた。そんな中スターリンの補佐役で一番の腹心あったマレンコフが書記長職の代理を務めることになり、マレンコフと手を結んでいたNKVD警備隊トップのベリヤが第一副議長の座を手に入れる。ナンバー2に成り上がったベリヤは、マレンコフを裏で操り権力を振るおうと目論むが、第一書記長のフルシチョフはベリヤに出し抜かれたことが気に入らず、権力者の座を奪取しようと狙っていた… 【原作】 原作はファビアン・ニュリ作、ティエリ・ロバン画のグラフィックノベル『La Mort de Staline』です。 スターリンの葬送狂騒曲 (ShoPro Books) 作者: ファビアン・ニュリ,テ