フランス検察当局は、iPhoneの一部機種で「計画的陳腐化」が行われた疑いがあるとして調査を開始したことをAFPBB Newsなどが報じています。 司法関係筋の話として伝えられているもので、記事によれば「『計画的陳腐化』とは、消費者に新製品を購入させるため、すぐ旧式になる製品を意図的に製造する行為のこと」。 問題となっているのは、iPhoneのバッテリー性能の低下でiPhoneの一部モデルの性能を意図的に低減させていたとして昨年末から話題となっているもので、Appleはこのことを正式に認め、その意図や対策を発表していました。 Reutersの記事によれば「フランス国内法によると、買い替え需要を高める目的で製品の寿命を故意に縮めた場合、年間売上高の最大5%相当の制裁金が科される可能性がある」とのこと。 バッテリー性能低下によるパフォーマンス低減の対象となるのは、iPhone6以降の製品です。