ブックマーク / it.blog-jiji.com (47)

  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 電子書籍、電子新聞による業界再生は絶対にありえない

    AppleのタブレットPCが近く発売されるとの見方が強まる中、電子書籍や電子新聞によって出版業界や新聞業界が再生を果たすのではないか、という期待が高まっているようだが、断言しよう。そんなことは絶対にありえない。  確かに電子書籍リーダーを購入した人はをより多く購入する傾向にあるようだし(関連記事電子書籍リーダーを購入した人は書籍をより多く購入する=GigaOm)、新聞社のデジタル部門はそれなりに成長を続けているところもあるようだ。しかしそれは、従来の紙ベースの事業が激しく落ち込んでいる中での話だから、明るい話に聞こえるだけのこと。そこが明るいからといって、企業再生、業界再生をかけてリソースをそこに集中しても、企業も業界も縮小の一途をたどるだけである。  コンテンツをデジタル化するだけではだめなのだ。メディア事業の質自体をインターネットという新しい環境に合わせて進化させなければならないの

    kodaif
    kodaif 2010/01/27
    "コンテンツを読みたくて人が集まってくる。情報の周りにコミュニティができるのである。そしてそこにコミュニティがあるので、さらに情報が集まってくる。この正のスパイラルがメディア事業の本質なのだ。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: Appleがモバイル広告のベンチャー買収?対Google戦の最前線はここだ!

    IT業界の主戦場が、PCからモバイルへ移行しているのは、もうだれの目にも明らか。そしてマス向けビジネスは、コンテンツの無料化が進む中で広告が主戦場になってきているのも明白。だってOSや有料販売や有料ウェブサービスで戦っていこうとしていたら、Googleが全部無料で対抗OS、対抗サービスを出してくるんだもん。当然今までのレイヤーでは無料に勝てるわけもなく、戦いのレイヤーは1つ上の広告、マーケティングになってしまう。Googleが広告レイヤーで戦っていくのなら、競合社はみんなそのレイヤーで戦うしかないんだ。  Googleが昨年11月にモバイル広告ネットワークのAdMobを7億5000万ドル相当の株式交換で買収するって発表したので、今度はAppleがモバイル広告でどう出るのかなと見ていたら案の定、Quattro Wirelessってモバイル広告ネットワークを買収するって話が飛び出した。  第一

    kodaif
    kodaif 2010/01/05
    "こうした世界の巨人たちが激しくぶつかり合う中で、どう舵取りをすればいいんだろう。一歩間違えば、踏み潰されたりしないだろうか。それとも文化の特殊性から広告の分野はローカル企業が有利なんだろうか。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: Googleはゴア元副大統領を使ってリクルーティングしていた

    kodaif
    kodaif 2009/12/29
    "狙い撃ちしているかららしい。自分の国の元副大統領が電話かけてきて「Googleは君のような優秀なエンジニアを必要としているんだ」って言われたら、もう舞い上がってGoogleに入っちゃうよな、そりゃ"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: やっぱり独立して正解だった

    もちろんオファーをたくさんいただいて生活していけそうな感触をつかめたからということもあるにはあるけれど、それだけじゃない。いやそれ以上に自分の気持ちの有り様が、独立を決めてから大きく変わったように思う。  実はここ数年、なぜか気持ちが沈むことが多かった。客観的に見れば、不満なんか持ちようもない恵まれた環境だった。名前のある企業での安定した仕事、幸せな家庭・・・。フーテンのような生活をしていた20代から30代とは、天と地のように恵まれた環境だった。文句の言いようがない。文句を言えばバチが当たるとさえ思っていた。  それでも一人でいるときは、ほとんどいつも沈んでいた。多分自分はネクラなんだろうと考えていた。あまりにも一人で暗くなることに慣れていて、一人でいると自然との気分の方に向かおうとする癖のようなものまでできていた。 それが独立を決めてからは、気分が晴れ晴れとした毎日を送っている。 何が

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    kodaif 2009/12/28
    "それが独立を決めてからは、気分が晴れ晴れとした毎日を送っている。何が違うのだろう。多分、社会から求められているという感覚なのかもしれない。社会に貢献できるという感覚なのかもしれない。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 来年から僕はこの方向に進みたいと考えています

    「独立してどうするんですか」ー。「脱ジャーナリスト宣言」もしたということもあり、いろんな人からこの質問を受ける。まだ具体的に動き出していないことも多々あるので、今言える範囲で「僕は来年からこんなことをしたいと思っています」というような話をしたい。 まずは自分は何をしたいか、何をすべきか、という話から。つまり自分の今後のライフワークについて。 日アメリカのメディアが取り上げる産業界のニュースを見ると、はっきり分かるのだけど、日は今だに重厚長大産業の記事が多く、アメリカGoogleAppleなど情報産業の記事が多い。明らかに日は工業社会の最終段階を通過しつつあり、アメリカは既に情報社会の中に入っているのだ。それでもいいのだけれど、でも工業社会的な「モノづくり」はいずれほとんどすべてが中国台湾に移行していく運命にあるんじゃないだろうか。そのときがくるのを待つ前に、日の一部企業は

    kodaif
    kodaif 2009/12/28
    "中国や台湾に移行していく運命にあるんじゃないだろうか。そのときがくるのを待つ前に、日本の一部企業は情報社会的な「モノづくり」が得意分野になるように進化していかなければならないんじゃないのか。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: Brightcoveがビジネスモデルを変更していた=動画+広告は成立しないのか

    一時期YouTubeの対抗馬として注目していた米Brightcoveなんだけど、ビジネスモデルを変更していた。知らなかった。  Brightcoveって、どちらかといえばプロやセミプロのための動画共有サイトって感じで、当時はネタが多かったYouTubeとは一線を画して質の高さを強調している感じがした。メディア業界関係者で「YouTubeはちょっとね」という人は、「これが21世紀のテレビの形かも」とBrightcoveに期待を寄せていたものだった。 でも「良質のYouTube」「良質の動画のマーケットプレイス」という感じのビジネスモデルはうまくいかなかったようだ。  テレビコマーシャル的な「動画+広告」のパッケージングは、少なくともデジタル情報革命の過程のわれわれが今、通過しているこの時期においては成立しない、ということなんだろう。  日法人の須賀正明さんにお会いする機会があったので、いろ

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    kodaif 2009/12/25
    "その時点で広告主がネット広告に求めるものは効果測定だと思う。だから「効果があるのかどうか分からないけど、良質のコンテンツなんだし、広告を出稿するか」というような流れにはもはや戻らないような気がする。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 米でネットTVが本格的に普及し始めたもよう。この流れが日本にきたら地デジっていらなくね?

    ネット接続のある家庭なら、1万円くらいのセットトップボックスを購入し、月々1000円くらいの映画見放題のサービスに加入し、最新の映画はペイ・パー・ビューで見る、というテレビ映画の視聴の仕方がアメリカのほうで急速に普及し始めているようだ。  インターネットTVで急成長しているRevision3のCEOが、2010年はインターネットTVの時代だ、みたいな感じで自信たっぷりにブログに書いているし、Silicon Alley Insiderも来年の予測の1つとしてネットTVの普及を挙げている。 もしこの流れが2010年中に日に押し寄せたら、2011年の地デジってどうなるんだろう。「地デジっていらなくね」みたいな流れになりはしないか? 映画見放題のサービスとしてはNetflixと いうのが以前からあった。月8ドル99セントというから1000円弱で見放題。もともとはネットで予約、郵便でDVDを受け

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    kodaif 2009/12/25
    "増えるんじゃないだろうか。受け身の視聴も、自分の趣味趣向に あった動画が自動的に並べられて、それを視聴するという、オンデマンド視聴と受け身視聴の中間のようなものが主流になりはしないだろうか。 "
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 動画周りの技術の進化と広告の未来

    単純な「動画」+「広告」に未来はないとしても、表現力ということでは動画ってやっぱすごいから、動画周辺の技術が進歩すれば、動画が広告の重要なプラットフォームのは間違いない。  例えば、このリンク先にあるReebokの動画。動画の中で出てくる製品と連動されて動画の右側のショッピングカートの中身が増えていくようになっている。この動画はブログへの埋め込みも可能なんだけど、このブログに貼り付けると右側のショッピングカートが表示されないので、あえてリンクだけにしました。 Brightcoveの須賀正明さんによると、時間軸に合わせて周辺のページの情報を変更したり、動画の中にリンクを埋め込むことも可能なんだそうだ。マウスオーバーすれば特定の情報を表示させてりもできるのだという。  日でも動画を使ったアフィリエイトの試みが始まっている。  楽天とか。  こうした動画をSaaSとしてサポートするのが、Bri

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    kodaif 2009/12/23
    "テレビメディアの未来を占う上でも、動画周りの技術革新は要注意。技術革新は必ずウェブで先行する。それをテレビが追うようになる。テレビの未来が知りたければ、ウェブの動画の今を追い続けるべきだろう。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 来年から情報は人間関係を通じて流れるようになる(気がする)

    検索の時代からソーシャルメディアの時代になれば、情報は人間関係を通じて流れ出す。  それは当たり前のことなんだけど、Facebookが米Yahoo!と協力体制に入ったり、GoogleTwitterと協力体制(こっちはどの程度、強い関係かまだ読めないけど)に入ったりしたので、そろそろ来年には情報の流れ方が格的に変化し始めるのじゃないかと思っている。 【関連記事】 ID戦争勃発?米YahooはFacebookと、 GoogleTwitterと連携、 TwitterとFacebookの時代がきた、 Facebookの暴走を止めることができるのはTwitterGoogleのみ まずはどんな風な形になるのかというと、検索エンジンのほうでユーザーの友人関係(followしている人、followされている人)を把握し、その友人の間で人気の情報から上位に表示されるようになるんじゃないかと思う。僕が

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    kodaif 2009/12/22
    "広告、マーケティングメッセージは、どのようなものになっていくんだろう。 ユーザーがつぶやきたい、と思うような情報ってどんなもんなんだろう。多分、お得情報とか、ということになるんだろうか。"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: 「コミュニティは儲からないからダメ」という考え方こそダメ

    僕は「すべてのメディアはソーシャルメディアになる、コミュニティになる」って言い続けてるんだけど、そうすると「いや、コミュニティって儲からないんだよ」という反論がコミュニティ運営者から寄せられることがある。「コミュニティを運営したことのないお前に何が分かる」という上から目線があったりするんだけど、僕からすれば、こうした反論が出るということは、この運営者が何のビジョンも持たずに運営していることの証拠だと思う。多分、たまたまコミュニティを始めて、たまたまある程度の規模に成長しただけなんだろう。  特に従来型メディア企業の関係者に、こういうタイプが多い。自分たちの仕事はコンテンツを作ること。サイトを作ること。それをどうマネタイズするのかは、広告代理店の仕事、広告主の仕事で、自分たちの仕事じゃない。そう考えるから、ただ広告枠を提供するだけで、それ以外のことに頭を使おうとはしないのだろう。  少なくと

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    kodaif 2009/12/17
    "スクリーンが開いてテレビコマーシャルのような映像が流れる、という広告手法がそんな感じだ。一度はみんな「あれ、なんだろう」と耳を傾けるかもしれないけど、何度もやると「うるさい!」とやじが飛ぶのが関の山"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: GoogleとFacebookの前に立てば踏み潰されるよ=URL短縮サービス開始

    twitterを使っている人には馴染み深いURL短縮サービス。140文字の制限の中に長いURLを入れるとあっという間にいっぱいになっちゃうので生まれたサービスなんだけど、これまでBit.lyとか何社かのベンチャーが無料で提供していた。そのURL短縮サービスをGoogleとFacebookが自ら提供することになった。 なぜそんなサービスに、わざわざウェブの二強が? 考えてもみてごらんよ。Twitterを使っている人は、おもしろいウェブページを見つけたら、短縮サービスを使ってURLをTweetする。短縮サービスの運営者は、どのウェブページが今人気かをリアルタイムで把握できる。特定の商品に関連するページが人気だと分かれば、ECサイトはその商品をフィーチャーしたページ作りをすることで売り上げを増やせる。リアルタイムで人より速く情報を得られることはすごいことなんだ。 Googleの発表によると、Go

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    kodaif 2009/12/15
    "「金儲けの方法を示せ。金儲けの方法を示せない事業計画を持ってくるな」と言われ続けてきた。でもやはり人が集まればそこにビジネスが生まれるってことを信じて進むぐらいでないと、簡単に真似されちゃう"
  • 湯川鶴章のIT潮流 powered by ココログ: Google検索の中の人の偉い人が語る検索の未来

    英テレグラフによるGoogleのMarissa Mayerさんインタビュー。  MayerさんはGoogle検索の製品、ユーザーエクスペリエンスのVP(副社長と訳す人もいるけど、僕は部長のようなものだと思うよ)。  Mayerさんの考える検索の進化の領域は3つ。モード、メディア、パーソナライゼーション。モードとは、検索へのアクセスの仕方を意味しているそうだ。先日発表されたGoogle Gogglesのように、ケータイのカメラで写した写真をキーワードのようにして検索するというようなもの。  メディアというのは、検索対象のコンテンツのことを指すようだ。画像検索、ビデオ検索に加え、最近ではTwitterのようなリアルタイム検索なんかがこの領域に入る。  パーソナライゼーションは、そのまま。でも面白いのは、SNSの中の友人の情報なども検索できないか検討しているらしいということ。 今は、友人の情報で

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    kodaif 2009/12/15
    "現在地、最近読んだ本、ケータイの向いている方向とか、あらゆる情報を参考にして最適な結果を出す。これって、ケータイの領域から進化するのかもね。パソコンでは入手できない情報がいろいろ入手できるから。"
  • blog-jiji.com - blog jiji リソースおよび情報

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    kodaif 2009/12/12
    "グーグルのクローラーを締め出そうが有料化に踏み切ろうが、だめなものはだめ。自分たちの保身と延命にしか興味がなくなった時点で、新しい価値を社会に提供しようという企業に勝てるわけはない。"
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    kodaif 2009/12/11
    "来年からのことを考えるとワクワクする。胸は希望でいっぱい膨らんでるんだけど、財布はぺちゃんこ、お寒い限り。ということで、どなたかお仕事ください。お願いします。"
  • http://it.blog-jiji.com/0001/2009/12/post-43da.html

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    kodaif 2009/12/11
    "ルールを変えることで勝負に勝てる。僕はこのことが人生の真実であることを、実際の体験を通じて知っている。これからもルールを変え続けて前へ進んでいきたい。ふところは寂しくなるけれど、来年からが楽しみだ。"
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    kodaif 2009/12/10
    "「最初のページに広告も掲載しないで、どうやって儲けるつもりだろう」とみんな言ってたけど、今ではGoogleは世界一の広告会社になっている。モバイルもやっているうちに、ビジネスモデルがついてくるかも"
  • http://it.blog-jiji.com/0001/2009/12/post-fd81.html

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    kodaif 2009/12/09
    "国内のエッジの立った市場を狙っていいのは個人プレーヤーぐらいのもので、企業組織になれば「世界」か「国内のマス市場」か、どちらかの選択肢しかないのかもしれない。"
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    kodaif 2009/12/07
    "成し得なかった新しいタイプのメディアの構築にも挑戦してみたいですし、世界へ挑もうとする若きベンチャー企業を支援したいとも考えています。しばらくは自分に何ができるのか試行錯誤してみたいと思います。"
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    kodaif 2009/12/04
    "力を持つのか、というと、ユーザーに近いほうである。ユーザーが「ここは自分の属するコミュニティーである」「自分の友人たちに囲まれた、居心地のいい場所である」と認識するサイトの方が力を持つようになる。"
  • http://it.blog-jiji.com/0001/2009/12/twitter-ba74.html

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    kodaif 2009/12/01
    "「広告はジャマなもの」「マーケティングは消費者を都合よくコントロールするもの」という発想のままでは、Twitterの未来もソーシャルメディアの未来も見通すことなど到底できないと思う。"