連休初日に新聞の宣伝、中央公論で「大学の敗北」特集がされているという。 さっそく、購入して読んだ。 このような月刊雑誌を読むことはほとんどないのであるが、昨年末の「事業仕分け」の影響だ。 来年度の大学への運営交付金も、民主党の公約に反し、引き続いて約1%減。 新聞紙上でも、科学技術関係が結局大きく減り、OECDの中で、最低水準となり、先進国からの転落も近いことが叫ばれ始めている。 現場には更なる不安が広がる一方である。しかし、どう全体として未来を設計し、その中に自らを位置づけるのかが見えない。 すると、自動的に目先の利害で一喜一憂することとなる。それでは未来は見えない。 記事は5つ。 表紙も飾っている、超有名人「養老孟司」<東大よ、「世間」に背を向けよ> コメントを記そうという気にもならないので、スキップ。 雑誌が売り上げを維持するためには仕方のないことなのかもしれないがーー。 小林哲夫