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ブックマーク / xtech.nikkei.com (191)

  • 第6回 知識不足で大人の罠にはまる、中高生が直面した「悲痛な」事件

    今回も、筆者がインタビューで得た事例を記載する。前回は「普通の」大学生の話だったが、今回はネット上で特殊な体験をしてしまった中高生のいくつかの事件を紹介する。 ほとんどの中高生たちはスマートフォンを「賢く」使っている。しかし、その一方で、スマートフォンを入り口にして、今回紹介するような事件も発生している。この社会に身を置く大人として、これらの事実から目を逸らしてはいけない。筆者自身、十分な対応ができているとは思っていないが、自戒を込めた問題提起と受け止めていただきたい。 まずは、筆者が見聞きした中で最も「悲痛な」事例を二つ紹介する。事実に基づいているが、プライバシー保護のため、情報の一部改変や複数事例の合一をしていることをお許しいただきたい。 事例1:「ワンクリック詐欺」の脅しに反応した中学生 学校ではまじめで通っていたA男(中2男子)が、インターネットでアダルト動画を見ようとした。年齢認

    第6回 知識不足で大人の罠にはまる、中高生が直面した「悲痛な」事件
  • ベネッセとMITメディアラボのタッグでプログラミング教育、社会に貢献できる人材を育てたい

    米マサチューセッツ工科大学メディアラボ(以下、MITメディアラボ)の教授を招いて小学校でプログラミングの特別授業をしたり(関連記事1)、プログラミング環境の大規模なイベントに協力したりするなど(関連記事2)、子どもを対象にしたプログラミング教育に力を入れつつあるベネッセコーポレーション。MITメディアラボと協力してプログラミング教育に取り組む目的について、同社デジタル戦略推進部の谷内正裕氏に聞いた。 ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は、MITメディアラボの研究コンソーシアムである「Things That Think」に参画し、子どもたちのための次世代型学習プログラムの研究・開発に取り組んでいます。ベネッセはその以前から、「新しい学び」をテーマに情報技術を生かした教育に取り組んでいました。その延長線上にある活動として、MITメディアラボの研究コンソーシアムに2010年11月から参加

    ベネッセとMITメディアラボのタッグでプログラミング教育、社会に貢献できる人材を育てたい
  • 第2回 イライラ募り勉強に自信なし、小学生にも「動画」蔓延~スマホチルドレンの実情(上)

    今回は、筆者が2012年11月に大阪で、小学生1583人と中学生1009人に実施した「スマホ・ケータイ・アンケート」を詳細に分析する。 学生を「携帯電話不所持」「ガラケー使用」「スマホ使用」の3つの群にわけ、「睡眠時間」「イライラ感」「勉強に対する自信」の3項目でクロス集計した。アンケートの結果と中高生の声から見えてきた、スマートフォン(スマホ)を使う子供たち(スマホチルドレン)の生活実態や心の状況は、看過ごせないところにまできている。 中3の3分の1がスマホを所持 携帯電話所持率は、男子が緩やかに伸びるのに比べて、女子は中学1年生になるときの伸び率が大きい(図1)。中1時点で、男子がようやく半数を超えるのに対し、女子は4分の3が所持している。そして中3では男子も4分の3を超える。 グラフに示していないが、携帯電話の所持が最も増えるのは実は小学4年生のタイミングだ。塾通いが始まり、野球やサ

    第2回 イライラ募り勉強に自信なし、小学生にも「動画」蔓延~スマホチルドレンの実情(上)
    koemu
    koemu 2013/06/11
    「スマホと子供について研究しているのは、今、最も困っている子供たちがスマホの近くにいるからである。」
  • ソフトウェアエンジニアリングのエッセンス

    SEMAT : Software Engineering Method and Theory(ソフトウェアエンジニアリングの手法と理論)とは、2009年9月に、人々のソフトウェア開発手法への関わり方を抜的に変更する時期に来ていると感じた3人、Ivar Jacobson、Bertrand Meyer、Richard Soleyによって創設されたソフトウェアエンジニアリングの共通理解に向けた団体および運動です。その大きな成果が「SEMAT Kernel」(Ivar Jacobson, Pan-Wei Ng, Paul E. McMahon, Ian Spence, Svante Lidman, The Essence of Software Engineering: The SEMAT Kernel, Communications of the ACM, vol.55, no.12, pp.

    ソフトウェアエンジニアリングのエッセンス
    koemu
    koemu 2013/06/05
    工学なのに工学じゃないよね、って言う批判とちゃんと向き合う事は良いと思う。
  • どの上司にも通用する説明術(20)ある部下を「窮地から救いだした」常務のやり方

    この連載では、「ダメに見せない説明術」を扱っている。前回は、九つ目のダメ説明である「思想がない、考えがない、自分がない」をテーマに取り上げた。10のダメ説明は以下の通りである。 「10のダメ説明」 長い、細かい、テンポ悪すぎ 論点不明、主旨不明、結論なし 抽象的、具体的でない、表面的 理由がない、何故?が満載、説明が不足 独りよがり、自分視点、自己中心 遅い、ぎりぎり、時間なし 理解が浅い、内容が陳腐、質問されると沈黙 先を読まない、場当たり的、その場しのぎ 思想がない、考えがない、自分がない 反論する、否定する、対立する 前回は、「思想がない、考えがない、自分がない」人がどのように問題なのか…、特にそれが上司、上長といった管理職やリーダー人材の場合には組織が壊れる可能性を孕(はら)むことを説明した。 そして、会社の経営層は、このような「組織を壊すリスクの内在する人」を早期に発見する必要が

    どの上司にも通用する説明術(20)ある部下を「窮地から救いだした」常務のやり方
  • [4]よくある「損害賠償」の誤解

    システム開発契約における損害賠償は、大きく二つに分類される。債務不履行責任に基づく損害賠償責任と、請負の瑕疵担保責任に基づく損害賠償責任である(図1)。それぞれ請求できる期間や起算点が異なるため、よく誤解される。 債務不履行責任に基づく損害賠償責任は、「債務者がその債務の旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる」(民法415条)、「特別の事情によって生じた損害であっても、当事者がその事情を予見し、または予見することができたときは、債権者は、その賠償を請求することができる」(民法416条)、と法律で規定されている。損害賠償を請求できる期間は5年間(商法522条)で、その起算点は「権利を行使することができるときから」(民法166条)だ。 もう一つの、請負の瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求権は、民法634条などに規定されている。損害賠償を請求で

    [4]よくある「損害賠償」の誤解
    koemu
    koemu 2013/05/23
    検収後も損害賠償できるパターンがあります
  • 教育向けプログラミング環境「スクラッチ」のイベント、600人が参加

    教育向けプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」のイベントが2013年5月19日、ベネッセコーポレーション東京部(東京・多摩市)で開催された。イベントの名称は「Scratch Day 2013 in Tokyo」。世界各地でScratchに関する催し物を年に一度同時開催するというイベントで、東京の会場では主に小学生以上の児童とその保護者を対象にした各種ワークショップやセミナー、デモやポスターの展示、ハッカソン、ライトニングトークなどが開かれた(写真1)。Scratch Day in Tokyoとしては今年で5回目となり、参加人数は児童と保護者を合わせて約600人。昨年は2日間の開催で約350人の参加人数であり、この分野への関心の高まりを示すように過去最高のイベント規模となった。 Scratchは米MITメディアラボが開発して公開している、無料で使えるプログラミング環境である(関

    教育向けプログラミング環境「スクラッチ」のイベント、600人が参加
  • 子供たちに楽しくプログラミングできる場を提供、自分の可能性に気付いてほしい

    オトモの活動内容を教えてください。 倉氏 オトモの中心となっている活動は、月に1回の頻度で開催しているワークショップです。ワークショップでは、小学3年生から中学3年生ぐらいまでを対象にプログラミングを学ぶ場を提供しています。使えるスペースの都合などで参加人数の変動はあるものの、平均して十名前後の子供たちが参加しています。 毎回決まったメンバーなのでしょうか。 倉氏 常連の人と初めての人に分け隔てなく、Webサイトやメールを通じて毎回応募していただいています。競争率が高く抽選で落ちてしまうこともあって申し訳ないのですが、初めて応募していただく方も結構います。 ワークショップの参加者ではないのですが、卒業生ともいえる子供たちがワークショップのある日に同じ会場に集って、ワークショップの隣の空いているスペースなどで自発的にプログラミングをしている場合も多いです。例えば、先日取材を受けた子供たち

    子供たちに楽しくプログラミングできる場を提供、自分の可能性に気付いてほしい
    koemu
    koemu 2013/04/26
  • ONS 2012発、「SDN/OpenFlow」最新情報

    今週、米国サンタクララで、「Software Defined Network(SDN)」や「OpenFlow」に関する専門カンファレンス「Open Networking Summit 2012」(ONS 2012)が開催された。SDN/OpenFlowは、ネットワークの構成などをプログラマブルに変更できるようにするための技術で、いま非常に注目されている(関連記事:ネットワークを激変させるという「OpenFlow」って何だ?)。

    ONS 2012発、「SDN/OpenFlow」最新情報
  • Hadoop向け基幹バッチ分散処理ソフト「Asakusa」の全貌

    Hadoopは分散処理によって、大量データの一括処理をRDBMSよりも大幅に高速化できるミドルウエアで、これまではログ解析など特定の分野で使われてきた。これを、基幹バッチ処理に適用するためのフレームワークが登場した。オープンソースソフトウエアの「Asakusa」である。 連載では、Asakusaの開発責任者がその全体像を解説する。Hadoopがなぜ速いのかを解説したあと、Asakusaの構成要素や設計方法、実際のコーディング例を示す。

    Hadoop向け基幹バッチ分散処理ソフト「Asakusa」の全貌
  • サーバー仮想化の現在

    サーバー仮想化は、「技術」と「活用」の両面で厚みが増しているようだ。仮想化の技術開発と利用現場でのニーズがうまく相互作用し、導入事例のバリエーションが広がっている。 東日大震災を機に、仮想化技術をもっと災害対策に応用しよう、という機運も高まっている。仮想化技術を利用したディザスターリカバリー(DR)、節電対策としてのサーバー仮想化、事業継続を目的とした仮想デスクトップなどだ。以前からある取り組みだが、より大きな関心を集めるようになっている。 仮想化事例 カブドットコム証券 開発システムにCisco UCS採用、仮想化とネット統合で柔軟な運用実現 「とにかく運用負荷を減らしたい」と考え「Cisco Unified Computing System」を導入した。注目したのは、サーバー仮想化と、LANとストレージのネットワーク統合を前提とする、製品の設計思想だ。 中外製薬 仮想化を使い効率的な

    サーバー仮想化の現在
  • 「創業したエンジニアは、金を与えて追い出せ」という投資家の心理

    「創業したエンジニアは、金を与えて追い出せ」という投資家の心理 投資家・経営者のロジックを理解することがMOT 私は2001年にMBAを取得するため、スタンフォード大学のビジネススクールに留学しました。シリコンバレーのこのMBAプログラムでは起業家の育成が重要視され、「New Venture Formation(ベンチャー企業の創造)」という人気講義がありました。最初の講義のテーマが何と、「How to fire founders(どうやって創業者をクビにするか)」。 講義の題材は、スタンフォード大学から起業した代表的な企業である、Sun Microsystems。SunとはStanford University Networkの頭文字から取ったことからわかるように、スタンフォード大学の教員が創業した会社です。創業後間もないSunでは天才的な技術力を持つ創業者と投資家の間の摩擦が絶えず、創

    「創業したエンジニアは、金を与えて追い出せ」という投資家の心理
    koemu
    koemu 2011/06/03
    摩擦はお互いを理解し合おうとしないから
  • IBM研究者が明かす「コンピューターがクイズ王に勝てた理由」

    コンピューターがクイズ王に勝った――。2011年2月、米IBMが開発したコンピューターシステム「Watson」が米国のクイズ番組に出演し、クイズ王を抑えて優勝したというニュースは、国内でも大きく報道された。このWatsonの開発には、実は日IBMの東京基礎研究所も携わっている。2011年3月9日、同研究所の武田浩一氏が講演し、Watson技術について詳しく説明した。 武田氏が講演したのは、平成22年度 科研特定領域「情報爆発IT基盤」成果報告会。文部科学省の補助金を受け、2005年度から2010年度にかけて行われた大規模な研究プロジェクト「情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究」の成果報告会で、基調講演を行った。 Watsonは、約4年の歳月をかけた大規模プロジェクトだったという。世界各地の研究者25名をはじめ、8大学の協力も得て研究開発を進めた。IBMは過去に、チェスの世界チャ

    IBM研究者が明かす「コンピューターがクイズ王に勝てた理由」
  • アマゾン、「EC2」でGPUコンピューティングを提供開始

    米アマゾン・ドット・コムのWebサービス部門アマゾン・ウェブ・サービシズは2010年11月15日、GPU(グラフィック処理プロセッサ)を使ったIaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)を提供開始した。米エヌビディアのGPUである「Tesla M2050」を使った計算機処理サービスを、アマゾンの「EC2」経由で提供する。GPUをグラフィックス処理以外に活用する「GPGPU(汎用GPU)」と呼ぶ分野が、クラウドサービスにも登場する。 新メニューは「クラスターGPUインスタンス」。一つのインスタンス(利用単位)当たり、Tesla M2050を2個、インテルのXeon X5570を2個使い、メモリー22Gバイト、ストレージ1690Gバイト、10Gビット/秒のイーサネットを提供する。1インスタンスの利用料金は1時間当たり2ドル10セント。 GPGPUとはCPUGPUを組み合わせ、浮動小数

    アマゾン、「EC2」でGPUコンピューティングを提供開始
    koemu
    koemu 2010/11/17
    共用した時のPCI-Expressのバスの占有状況がすごく気になる。1サーバでやっててしんどいのにクラウドで役に立つのか調べる。
  • プロジェクトの道しるべ WBSの作り方

    プロジェクトで実施すべき作業を構造化したWBS(Work Breakdown Structure)。その出来がプロジェクトを左右するにもかかわらず,これまで作成ノウハウが語られることはなかった。作成時の難しさを検証しつつ,現場の作成テクニック,作成後のチェックポイントを探る。 目次

    プロジェクトの道しるべ WBSの作り方
  • [サービスマネジメント編]仮想サーバーの自動化機能

    前回は仮想サーバーの「プール化」を説明しました。今回は、仮想化の次のステップに当たる「自動化」に焦点を当てます。プライベートクラウドの実際の運用という観点から、必要となる資源管理の機構やオートメーション技術などを説明します。 仮想化されたインフラストラクチャーの運用で発生するさまざまなオペレーションを、管理者がすべてGUI操作で操作していては時間的にも工数的にも高くついてしまいます。そこで、可能な限り自動的・自律的に運用できる枠組みや、一定レベルまでの操作を利用者自身で完結できるようなセルフサービスの仕組みが必要となります。以降では、運用を自動化するためのさまざまなアプローチについて述べます。 自動化へのアプローチ (1) ー APIによる制御 最初の方法はAPIの提供です。仮想インフラストラクチャーに対するさまざまなオペレーションを行うAPIが備わっていれば、例えばアプリケーションソフト

    [サービスマネジメント編]仮想サーバーの自動化機能
    koemu
    koemu 2010/07/27
  • IFRSが内部統制に与えるインパクト

    経営に対するインパクトの中でも範囲が大きく、かつ具体像が見えにくいのが業務プロセスあるいは内部統制に対する影響である。この連載では、IFRSが内部統制に与える影響と対応策を説明していく。主要な業務プロセスごとに、多くの企業に共通するとみられる影響と対応策に関する全体像を伝えることを目標とする。格的にプロジェクトを始める前の、全体像の理解に役立てていただければ幸いである。 第1回 IFRSが経営に与える三つの影響 第2回 販売プロセスに与える影響(1)収益認識 第3回 販売プロセスに与える影響(2)複合契約 第4回 購買・在庫管理プロセスに与える影響 第5回 固定資産プロセスに与える影響(1)コンポーネントアプローチ 第6回 固定資産プロセスに与える影響(2)借入費用・資産除去債務 第7回 固定資産プロセスに与える影響(3)借入費用・資産除去債務の実務上の勘所 第8回 固定資産プロセスに与

    IFRSが内部統制に与えるインパクト
  • 前例なき基幹システム仮想化 移行検証に奮闘しノウハウ蓄積

    1. 運用コストを削減するため,仮想化による基幹システムのサーバー統合を実施した 2. 前例のない中で,仮想化の判断基準を独自に定め,およそ7割のサーバーを移行することにした 3. 12のサーバー・パターンを選定して4カ月間の移行検証を実施し,移行ノウハウを蓄積した 「こんな保守的な判断基準では,十分な効果を得られない。基幹システムの仮想化にふさわしい基準作りが必要だ」──。富士フイルムコンピューターシステムの柴田英樹氏(システム事業部 ITインフラ部 部長)は2008年1月,富士フイルムのサーバー統合計画の検討資料を前に,頭を悩ませていた。数百台ある基幹システムのサーバーのうち,どのサーバーを仮想化できるかざっと試算してみたところ,およそ3割しか仮想化できないという結果だったからだ。 この試算結果は,仮想化プロジェクトコンサルティングを担当する日ヒューレット・パッカード(以下,日H

    前例なき基幹システム仮想化 移行検証に奮闘しノウハウ蓄積
  • 第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro

    今回は,Webサイト構築プロジェクトのワークフローを俯瞰してみたいと思います。実際にクライアントから声がかかる場面から納品,つまり開発案件の完了までを12の「ステージ」に分けて図解してみました。思考のプロセス/人的配置/タスク/ツールなども一緒に記しています。少し大きな図になってしまいましたが,ご参考になれば。 図は,一番上は「4つのステップ/3つのタスク/12の要素(第62回 持続可能なWebサイト開発を支える12の要素)」。その下は,人的配置をロール(役割)ごとに記述しています。その下は,大まかなタスクのレベルです。それぞれの期間内に処理すべき項目を列挙しています。その下が,「ステージ」。プロジェクト全体を12のステージに分類して作業内容を整理しています。基的には,その流れの順で進んでいきます。その下は,それぞれのステージのアウトプットのイメージで,更にその下にはよく使うファイルアイ

    第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro
    koemu
    koemu 2009/06/16
    おいしいところをしっかりいただく
  • SaaSを停止、会社も清算して“次”に挑む

    サイボウズ創業者の高須賀宣氏が単身米国に渡り、設立したベンチャー企業の「LUNARR」。同社は2009年5月10日(現地時間)、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型コラボレーション・ソフト「LUNARR」の提供を停止した(関連記事)。サービスを突然停止した理由は何か。高須賀氏が単独インタビューに応じた。(聞き手は矢口 竜太郎=日経ソリューションビジネス) LUNARRの目標は、09年2月までに10万ユーザーの獲得でした。実際はどの程度までユーザー数を拡大できましたか。 09年5月のサービス終了時のユーザー数は6000人です。計画通りにはいきませんでした。 ユーザー数が伸びなかったのがサービス終了の原因ですか。 直接の原因はそうです。ではどうすればよいかを考え抜きました。個人で出資した資金約10億円のうち、半分はまだ残っています。サービスを続けようと思えば、続けることはできました

    SaaSを停止、会社も清算して“次”に挑む