2010年4月1日のブックマーク (3件)

  • くりはら田園鉄道:栗原市に財産寄付 岩手・宮城内陸地震「追悼運行」検討へ /宮城 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇6月に「追悼運行」検討へ 07年3月末で廃線となった栗原市の第三セクター「くりはら田園鉄道」(略称・くりでん)の清算業務がほぼ完了し、同市の佐藤勇市長は31日、同社から財産の寄付を受ける契約を交わした。 佐藤市長は契約締結の際、08年に起きた岩手・宮城内陸地震の犠牲者の三回忌に当たる今年6月14日と前日の13日に、旧若柳駅構内で保存車両を「追悼運行」する考えを明らかにした。今後、くりでんのサポータークラブなど関係者と具体案を検討する方針。 佐藤市長は「くりでん資産保全活用に関する検討委員会の麦屋弥生さんと岸由一郎さんの2人が宿泊先の駒の湯温泉で犠牲になるなど、くりでんと地震には切り離せない思いがある」と述べ、「追悼運行」の希望を表明した。 旧若柳駅構内は市が10年度を皮切りに鉄道公園にする事業を進め、動態保存した車両を旧石越駅(登米市)方面に向かって当面、片道500メートル運行するプラン

  • 民主支持の茨城県医師会長が初当選、日医会長選 - MSN産経ニュース

    医師会(日医、会員約16万6千人)の会長選挙が1日、東京都の日医師会館で行われ、茨城県医師会長の原中勝征氏(69)が、現職の唐沢祥人氏(67)、京都府医師会長の森洋一氏(62)らを破り初当選を果たした。任期は2年。原中氏は民主党支持者で、日医も夏の参院選に向け民主党支持へ方針転換する可能性が高い。 3氏による事実上の三つどもえとなった今回の会長選は「民主党との関係」が最大の争点。原中氏は昨年の衆院選前から民主党支持を表明し、民主党とのパイプの太さを強調。4月から診療報酬全体が10年ぶりに引き上げられたことを実績としてアピールしていた。 敗れた唐沢氏は政権交代後に自民党一党支持を撤回したが、参院選で自民党の西島英利氏(61)を組織内候補として推薦する方針を堅持したことが批判を呼んだ。「政治的中立」を訴えた森氏は出遅れが響いた。 代議員の投票結果は原中氏131票、森氏118票、唐沢氏10

  • 刊行:若手思想家、矢部史郎氏『原子力都市』 地方の政治性を読み解く - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇徹底した管理や無機質さ指摘 在野の若手思想家、矢部史郎氏の著書『原子力都市』(以文社、1680円)が刊行された。日の各地を旅して、その地理と歴史が秘める政治性を読み解いている。矢部氏は「現代思想の読者だけでなく、地方の人、特に1950年代や70年代に政治にかかわった人にも読んでほしい」という。 「原子力都市」は矢部氏の造語。原子力に象徴される技術が人々のあり方に影響を及ぼした結果、社会や都市に見られる特徴を示した。原子力の時代は、社会全体に管理が行き届き、人々はそれを内面化する。<かつて労働を支えていた信頼と協同は、不信と監視>に換わり、<世界に対する関心は抑制され、無関心が美徳となる>。 風景でいえば、郊外型の大型店が並ぶ全国一律の眺めが象徴的だ。三浦展氏はそれを「ファスト風土」と名付けた。矢部氏は「人通りがあっても、関心をひきつけるものはない。それが原子力都市の無機質さの象徴だろう