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Railwayと東洋経済に関するkohkumaのブックマーク (114)

  • さらば「スーパービュー」、伊豆の観光列車列伝

    2020年3月14日のダイヤ改正で、新しい伊豆方面への観光豪華特急「サフィール踊り子」が誕生する。この列車の登場によって1990年4月以来、長年親しまれてきた観光特急251系「スーパービュー踊り子」(以下、SVO)は姿を消す。 伊豆方面へは戦前から現在に至るまで観光色の強い列車が数多く登場し、観光活性化に大きく寄与してきた。「サフィール」登場、SVO引退というタイミングに合わせ、伊豆観光で活躍してきた往年の列車を振り返ってみることにしよう。 伊豆半島の行楽ルート 首都圏からの行楽地として知られる伊豆半島東部は、伊東、熱川、下田、修善寺といった著名な温泉がある行楽のメッカだ。しかし、明治時代は海岸沿いを通る道はなく、人々は小説『伊豆の踊子』に見られるように、修善寺から天城峠などを経て伊豆半島に至った。 そんな伊豆方面への鉄道は、1938年12月に伊東線・熱海―伊東間の全通によって東京直通列車

    さらば「スーパービュー」、伊豆の観光列車列伝
    kohkuma
    kohkuma 2020/03/15
    “2020年3月14日のダイヤ改正で、新しい伊豆方面への観光豪華特急「サフィール踊り子」が誕生する。この列車の登場によって1990年4月以来、長年親しまれてきた観光特急251系「スーパービュー踊り子」は姿を消す。”
  • 相鉄「都心直通」で東京の鉄道勢力図は変わるか

    11月30日、ついに相鉄・JR直通線が開業。相鉄の悲願だった都心への直通が実現した。 神奈川県で一定の地位を築き、この30年間で「準大手私鉄」から「大手私鉄」の仲間入りを果たした相鉄。関東の大手私鉄の中で唯一東京都心に乗り入れていなかったその相鉄が、ついに都心に乗り入れる。 相鉄はこのために、新車両の開発や駅や車両などのデザインに一体感を持たせる「デザインブランドアッププロジェクト」にも取り組んできた。 相鉄・JR直通線の開業で、これから相鉄とその沿線はどう変わっていくのか、そして課題は何か。 都市部としては少ない数 直通線の開業により、相鉄沿線から東京都心への利便性は大幅に向上する。二俣川から新宿までは最速44分。これまでより10分程度短縮され、乗り換えの必要もない。想定利用者数は1日7万人だ。 直通列車の数は、都市圏の鉄道としては少ない。平日8時台で新宿方面が4、6時台・7時台は

    相鉄「都心直通」で東京の鉄道勢力図は変わるか
    kohkuma
    kohkuma 2020/01/05
    “11月30日、ついに相鉄・JR直通線が開業。相鉄の悲願だった都心への直通が実現した。神奈川県で一定の地位を築き、この30年間で「準大手私鉄」から「大手私鉄」の仲間入りを果たした相鉄。関東の大手私鉄の中で唯一…
  • 相鉄「JR直通」、今なら武蔵小杉でも空いている

    11月30日に開業した相鉄・JR直通線。筆者も海老名から、直通1番列車の先頭車両に乗車した。 先頭車両は二俣川発車の時点で寿司詰め状態にもかかわらず、西谷から「乗り鉄」の皆さんがさらに乗りこみ、押しくらまんじゅう状態となって相鉄ならぬ「争鉄」と化した。新駅の羽沢横浜国大を発車すると「JR直通ありがとー! 沿線住民の悲願を叶えてくれてありがとー!!」との歓声が挙がり、大変な盛況ぶりであった。 さて、そんな相鉄・JR直通線だが、相鉄側が便利になる話ばかりが強調されているきらいがある。相鉄線内でのJR直通列車と横浜発着の列車との接続については丁寧な案内があるが、JR線側の利用者にもメリットがあるのにほとんどPRも報道もされていない。 そこで、ここでは相鉄・JR直通線のJR側、とくに湘南新宿ラインの区間を利用する人にとってのメリットや、うまい使い方を取り上げたい。 今なら武蔵小杉からでも余裕 開業

    相鉄「JR直通」、今なら武蔵小杉でも空いている
    kohkuma
    kohkuma 2020/01/05
    “11月30日に開業した相鉄・JR直通線。筆者も海老名から、直通1番列車の先頭車両に乗車した。先頭車両は二俣川発車の時点で寿司詰め状態にもかかわらず、西谷から「乗り鉄」の皆さんがさらに乗りこみ…”
  • ついに都心直通「相鉄」はメジャーになれるか

    ついに、この日がやってきた。 これまで首都圏の大手私鉄の中で唯一、東京都心に乗り入れていなかった相模鉄道(相鉄)。11月30日、同線とJR線をつなぐ「相鉄・JR直通線」が開業し、相鉄にとって「悲願」だった都心への直通運転が始まった。 JR線直通の1番列車は、海老名駅(神奈川県海老名市)5時43分発の特急新宿行き。出発式で、相鉄の千原広司社長は「直通線の開業により、都心までのアクセスが格段に向上する。沿線の皆様の生活が変わり、地域社会の発展につながるものと確信している」とあいさつし、直通線がもたらす将来に期待を込めた。 記念すべき1番列車は、相鉄がJR直通線用として導入した新型車両「12000系」。定刻の5時43分、海老名駅長と相鉄キャラクター「そうにゃん」による出発進行の合図とともに、列車はネイビーブルーの車体を輝かせながら一路新宿へと向かった。 1番列車にはファンの列 厳しい冷え込みとな

    ついに都心直通「相鉄」はメジャーになれるか
    kohkuma
    kohkuma 2020/01/05
    “ついに、この日がやってきた。これまで首都圏の大手私鉄の中で唯一、東京都心に乗り入れていなかった相模鉄道(相鉄)。11月30日、同線とJR線をつなぐ「相鉄・JR直通線」が開業し、相鉄にとって「悲願」だった…”
  • 都心直通実現の相鉄、米軍が阻んだ「幻の新線」

    相模鉄道(相鉄)は11月30日、相鉄線の西谷駅(横浜市保土ケ谷区)と羽沢横浜国大駅(同市神奈川区)を結ぶ2.1kmの新線「相鉄・JR直通線」を開業する。羽沢横浜国大駅とJR線をつなぐ線路も整備され、東京都心への直通運行が始まる。 2022年度下期には、羽沢横浜国大―新横浜―日吉間10.0kmを結ぶ「相鉄・東急直通線」も開業予定。このうち、羽沢横浜国大―新横浜間の4.2kmが相鉄の営業範囲になる。相鉄の営業距離は現在35.9km(貨物線を除く)だが、「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急直通線」が開業すれば40kmを上回る。 横浜など神奈川県の鉄道路線を運営する大手私鉄の相鉄だが、戦後しばらくは営業距離が30kmに満たない中小規模の私鉄だった。しかし60年以上前の1958年1月30日、相鉄は二俣川―杉田海岸間14.4kmと二俣川―原町田間12.3kmの地方鉄道免許(営業許可)を国に申請。これが

    都心直通実現の相鉄、米軍が阻んだ「幻の新線」
    kohkuma
    kohkuma 2020/01/05
    “相模鉄道(相鉄)は11月30日、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ケ谷区)と羽沢横浜国大駅(同市神奈川区)を結ぶ2.1kmの新線「相鉄・JR直通線」を開業する。羽沢横浜国大駅とJR線をつなぐ線路も整備され、東京都心への…
  • 相鉄直通、東急の真の狙いは「新横浜アクセス」

    晴れて開業を迎えた「相鉄・JR直通線」の一方、羽沢横浜国大駅から東急東横線の日吉に接続する「相鉄・東急直通線」も、2022年度下期開業に向けて建設が進められている。 相模鉄道西谷から2.1kmの羽沢横浜国大駅を経て東海道貨物線横浜羽沢駅構内まで合計約2.7kmの相鉄・JR直通線に対し、相鉄・東急直通線は約10.0km(羽沢横浜国大―日吉間)の距離があり、途中に新横浜と新綱島の2駅(いずれも現在仮称)が設けられる。 相鉄・JR直通線先行開業のうちは誤解を避けるためまだ使用を控えると聞くが、西谷―新横浜間は相模鉄道が営業主体となる区間として「相鉄新横浜線」、新横浜―日吉間は東急電鉄が営業主体となる区間として「東急新横浜線」の線名が付されている。 工事はすべての駅・トンネルで進行中 開業すれば、相鉄線二俣川から目黒へは現在の所要54分から38分へと16分短縮、新横浜から渋谷へも菊名乗り換えの41

    相鉄直通、東急の真の狙いは「新横浜アクセス」
    kohkuma
    kohkuma 2020/01/05
    “晴れて開業を迎えた「相鉄・JR直通線」の一方、羽沢横浜国大駅から東急東横線の日吉に接続する「相鉄・東急直通線」も、2022年度下期開業に向けて建設が進められている。”
  • 埼京線、「相鉄直通新ダイヤ」は便利か不便か

    11月30日に相鉄・JR直通線が開業するのにともない、相鉄線と直通運転を開始する埼京線のダイヤが変わる。今回の埼京線ダイヤ改正では、相鉄からの直通列車が新宿、列車によっては大宮や川越まで向かうことが注目されているが、それだけではなく、埼京線そのもののダイヤも大きく変わる。 新しいダイヤでは、早朝時間帯に新宿に到着する列車を増やし、同時間帯のりんかい線直通列車も増やす。夕時間帯にはダイヤをパターン化するほか、夜間は新宿発川越行の最終列車の発車時刻を繰り下げるという。 一部区間では減便に そんな中、沿線住民に注目されているのは、池袋―大宮間で日中時間帯のダイヤをパターン化し、運転間隔を均等化するという部分だ。 とくに武蔵浦和―大宮間では、これまで最大で16分の間隔が開いていたところを、おおむね10分間隔にするという。これは一見、いいことのように見える。しかし運転数は、これまで1時間あたり快速

    埼京線、「相鉄直通新ダイヤ」は便利か不便か
    kohkuma
    kohkuma 2019/11/04
    “11月30日に相鉄・JR直通線が開業するのにともない、相鉄線と直通運転を開始する埼京線のダイヤが変わる。今回の埼京線ダイヤ改正では、相鉄からの直通列車が新宿、列車によっては大宮や川越まで向かうことが…”
  • 郊外の「ポツンと新幹線駅」、集客をどう図るか

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    郊外の「ポツンと新幹線駅」、集客をどう図るか
    kohkuma
    kohkuma 2019/10/29
    “整備新幹線の駅の中には、建設の経緯でやむをえず、郊外に立地が決まった例がいくつもある。新函館北斗、新青森、上越妙高、新高岡……。これらの駅は時に「駅前に何もない」と冷ややかな視線を向けられ、…”
  • 入館者大幅増、鉄道&おもちゃ美術館の合わせ技

    人口7万5000人の市に、1年間で10万人あまりの人が押し寄せた。 秋田県由利荘市に、2018(平成30)年7月1日にオープンした「鳥海山木のおもちゃ美術館」のことである。オープン当初の目標入場者数は年間3万5000人。実に目標の3倍だ。 この美術館は、由利荘市の郊外にある。廃校となった小学校の木造校舎を活用した多世代交流施設で、秋田県産の木材を使った、さまざまな木のおもちゃに触れて遊ぶことができる。 だが、由利荘市は、東京や仙台といった大都市から遠く離れた日海の小都市。なぜ、これほど多くの人が訪れているのだろうか。 「木育」がヒントに それは、何度でも訪れたくなるコンテンツを持続可能なコストで実現し、さらに地域の鉄道と一体化して列車の旅をミュージアム体験に組み込むという創意工夫が幅広い人々に支持されたからだ。 「鳥海山木のおもちゃ美術館」の建物は、1954(昭和29)年に鮎川村立

    入館者大幅増、鉄道&おもちゃ美術館の合わせ技
    kohkuma
    kohkuma 2019/10/29
    “人口7万5000人の市に、1年間で10万人あまりの人が押し寄せた。秋田県由利本荘市に、2018(平成30)年7月1日にオープンした「鳥海山木のおもちゃ美術館」のことである。オープン当初の目標入場者数は年間3万5000人。”
  • 開業目前、「相鉄・JR直通」ダイヤ作成の舞台裏

    「相鉄」こと相模鉄道にとって念願であった東京都心への直通列車を運転する「相鉄・JR直通線」が、11月30日に開業する。 発表された相鉄・JR直通列車のダイヤは、相鉄線内が特急と各停の2種類で、特急停車駅は海老名側から大和、二俣川、西谷、羽沢横浜国大。JR線内は両者とも走行ルート内の全駅(武蔵小杉、西大井、大崎、恵比寿、渋谷、新宿)に停車する。JRでは特急は料金を要する列車なので、一般列車である相鉄線内特急をJR線内でどのように案内表示するかは、まだ明らかになっていない。 二俣川ー新宿間は10分短縮 発表資料の時刻表によると、海老名―新宿間の所要時間は58分から66分の幅があるが、おおむね61~63分、各停は同71~73分だ。しかし、その発表資料や各種告知に「主な区間の所要時間」として記載されているのは二俣川―新宿間最速44分、大和―渋谷間同45分、海老名―武蔵小杉間同36分であり、これによ

    開業目前、「相鉄・JR直通」ダイヤ作成の舞台裏
    kohkuma
    kohkuma 2019/10/24
    “「相鉄」こと相模鉄道にとって念願であった東京都心への直通列車を運転する「相鉄・JR直通線」が、11月30日に開業する。発表された相鉄・JR直通列車のダイヤは、相鉄線内が特急と各停の2種類で、特急停車駅は…”
  • 東急目黒線、「8両化」に備えた新型車両の全貌

    横浜市北東部の日吉と、JR山手線に接続する目黒を結ぶ東急電鉄目黒線。かつて「目蒲線」と呼ばれた目黒―蒲田間の路線を2000年8月に分割して誕生した路線だ。 目蒲線時代は4両編成の電車がのんびり走る都会のローカル線の風情だったが、目黒線となってからは都営地下鉄三田線や東京メトロ南北線と直通する都心へのアクセス路線に変貌。2018年度の1日平均利用者数は約38万9000人で、10年前と比較して9万人近く増えた。 その目黒線に今年11月、約16年ぶりの新型車両「3020系」が登場する。ステンレスの車体に白と水色のラインを巻いた外観は、色の違い以外は田園都市線や大井町線の新型車両とほぼ同じだが、これから目黒線が迎える大きな変化に備えた車両だ。 8両で製造、しばらくは6両で 大きな変化とは「8両編成化」と「相鉄線直通」だ。東急は2022年度、自社で保有する目黒線用の全車両を6両編成から8両編成に増車

    東急目黒線、「8両化」に備えた新型車両の全貌
    kohkuma
    kohkuma 2019/09/08
    “横浜市北東部の日吉と、JR山手線に接続する目黒を結ぶ東急電鉄目黒線。かつて「目蒲線」と呼ばれた目黒―蒲田間の路線を2000年8月に分割して誕生した路線だ。”
  • 新幹線延伸で「恐竜王国」福井はどう進化するか

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    新幹線延伸で「恐竜王国」福井はどう進化するか
    kohkuma
    kohkuma 2019/09/04
    “北陸3県で唯一、新幹線が到達していない福井県に、2023年春の北陸新幹線・金沢―敦賀間の開業が迫る。同区間125.2kmは2019年度、事業費2638億円が計上され、工事が最盛期を迎えている。”
  • 新体制4年の大井川鉄道、劇的に変わった経営

    SL列車で有名な大井川鐵道(静岡県、以下大井川鉄道)の名所として知られる大井川第一橋梁。「きかんしゃトーマス号」や「SLかわね路号」がこの橋を渡るとき、川岸にある温泉施設の観光客が手を振ることで有名だ。 従来からあった日帰り温泉施設に次いで、2014年7月には近くに島田市が保有する「川根温泉ホテル」が開業し、今年7月1日からは指定管理者としてその運営を大井川鉄道が担うことになった。同社がホテル事業に進出した背景を探ってみた。 親会社はホテル運営 大井川鉄道の収入の柱は、SL列車に乗車する観光客の利用だ。だが、2013年にバス運転手の1日走行距離規制が強化され、首都圏からの日帰り団体バスツアーが大幅に減少したことで急速に経営環境が悪化し、2015年に地域経済活性化支援機構に事業再生支援を申請した。 その際、スポンサーとして名乗りを挙げたのが北海道日高地方でホテルを運営するエクリプス日高だった

    新体制4年の大井川鉄道、劇的に変わった経営
    kohkuma
    kohkuma 2019/09/04
    “SL列車で有名な大井川鐵道(静岡県、以下大井川鉄道)の名所として知られる大井川第一橋梁。「きかんしゃトーマス号」や「SLかわね路号」がこの橋を渡るとき、川岸にある温泉施設の観光客が手を振ることで有名だ。
  • 夜行列車の終点、「大垣」が築いた独自の存在感

    2009年3月、東京駅―大垣駅間を走る夜行列車「ムーンライトながら」が定期列車としての運行を終えた。現在は、春季・夏季・冬季の青春18きっぷシーズンを中心に臨時列車として運行されている。 「ムーンライトながら」は、夜行ながら快速列車のために特別料金が不要。青春18きっぷでも乗車が可能なため、「18きっぱー」に重宝されている。 東京駅を出発した「ムーンライトながら」は、早朝に大垣駅へ到着。その後、すぐに米原方面の列車に接続する。短時間の乗り継ぎのためにそこまで乗ってきた利用者たちが座席を確保したいという気持ちから、われ先にと言わんばかりにホームを駆け出す。「ムーンライトながら」の到着直後は「大垣ダッシュ」と通称される座席確保争奪戦が恒例になっている。 そうした点で大垣駅は、鉄道ファンの間で高い知名度を誇る。しかし、その知名度に反して下車した経験のある鉄道ファンは決して多くない。 なぜ鉄道の要

    夜行列車の終点、「大垣」が築いた独自の存在感
    kohkuma
    kohkuma 2019/08/14
    “岐阜県大垣市は、誰もが知る天下分け目の決戦地、関ケ原に隣接している。関ケ原は鉄道にとっても要所で、東海道本線の大垣駅―関ケ原駅間は最大25パーミル(1000m進むたびに25m登る)の急勾配がある難所だった。”
  • JR新駅がカギを握る「湘南モノレール」の未来

    首都圏の大都市圏近郊の鉄道事業者の中でIC乗車券に対応していない鉄道事業者の1つだった湘南モノレール。2018年4月1日に「PASMO」を導入して1年余りが過ぎた。同社の尾渡英生社長は「効果は着実に現れている」と手応えを口にする。 PASMO導入前に同社でインターンシップを経験した湘北短期大学の実習生(当時)は「改札業務の実習中、多くのお客様からICカードの利用開始時期についてご質問を受けました。『導入予定はあるのですが、現時点では時期は未定です』とお答えするのが精一杯でした」と話している。 PASMO使えず「乗客減を待つばかり」 尾渡氏も「以前はお客様からの苦情が当に多く、このまま対応しなければ、乗客減を待つばかりだと思った」と導入を決断した経緯を明かす。 尾渡氏は以前、PASMOについて、単純に導入するだけでは採算は取れないため、駅のバリアフリー化とセットで取り組むことで集客増につな

    JR新駅がカギを握る「湘南モノレール」の未来
    kohkuma
    kohkuma 2019/08/14
    “首都圏の大都市圏近郊の鉄道事業者の中でIC乗車券に対応していない鉄道事業者の1つだった湘南モノレール。2018年4月1日に「PASMO」を導入して1年余りが過ぎた。同社の尾渡英生社長は「効果は着実に現れている」と…”
  • 電鉄が「老いる郊外住宅地」を見捨てないワケ

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    電鉄が「老いる郊外住宅地」を見捨てないワケ
    kohkuma
    kohkuma 2019/08/14
    “高度成長期に盛んに売り出された「郊外住宅地」は今、老朽化や現役世代の都心回帰など、多くの課題を抱えている。「持続可能な郊外住宅」をテーマに、自治体と電鉄会社、そして住民らがタッグを組んで、…”
  • まさに佳境、「相鉄・東急直通線」工事現場を歩く

    相模鉄道が東京都心に乗り入れるという、首都圏ではまた1つネットワークの変革となる出来事の実現が間近に迫ってきた。まずは相鉄・JR直通線として相鉄線西谷から新線に分岐し、羽沢横浜国大駅経由で東海道貨物線とつなげ、JR東日との相互乗り入れによる渋谷・新宿方面との直通ルートが、今年11月30日に開業する。 一方、羽沢横浜国大駅で分岐して日吉で東急東横線・目黒線とつなぐ相鉄・東急直通線は、2022年度下期開業を目指して土木工事が続けられている。構造物が形になれば報道公開等によりPRされるが、建設中の様子も知りたい。今回、鉄道・運輸機構の案内により、その現場を見ることができた。 ちなみに、整備においては都市鉄道等利便増進法に基づく受益活用型上下分離方式が採用された。鉄道・運輸機構が整備主体となり国が3分の1、地方自治体(神奈川県・横浜市)が3分の1を負担、残る3分の1については機構が調達し、営業

    まさに佳境、「相鉄・東急直通線」工事現場を歩く
    kohkuma
    kohkuma 2019/08/03
    “相模鉄道が東京都心に乗り入れるという、首都圏ではまた1つネットワークの変革となる出来事の実現が間近に迫ってきた。まずは相鉄・JR直通線として相鉄本線西谷から新線に分岐し、羽沢横浜国大駅経由で東海道…”
  • 京丹後市「上限200円運賃」は地方交通の革命か

    地方の公共交通の運営が厳しくなった際に、運賃の値上げを行うことはよくある。最近でもJR北海道北海道旅客鉄道)と北陸鉄道が、今年10月に予定される消費税増税に合わせた値上げを発表している。 相次ぐ地方交通の値上げ JR北海道は100キロまでの区間については、距離をいくつかの区分に分割し区分ごとに運賃を定める「対キロ区間制運賃」を導入することになり、現状170円の初乗り運賃は200円、210円区間は250円などとなる。101〜200キロの区間は1.1%程度の引き上げになるという。それ以上の距離区間や特急料金は据え置きとなるが、平均引き上げ幅は消費増税分と合わせて11.1%を予定としている。 北陸鉄道では普通旅客運賃(大人)で13.153% 定期旅客運賃で13.464%の引き上げを予定している。初乗り運賃は140円から160円、220円区間は250円、290円区間は330円となり、最高運賃は5

    京丹後市「上限200円運賃」は地方交通の革命か
    kohkuma
    kohkuma 2019/07/21
    “地方の公共交通の運営が厳しくなった際に、運賃の値上げを行うことはよくある。最近でもJR北海道(北海道旅客鉄道)と北陸鉄道が、今年10月に予定される消費税増税に合わせた値上げを発表している。”
  • 豪華寝台「瑞風」は沿線住民の意識を変えた

    2017年6月17日に運行を開始したJR西日の豪華列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は大阪、京都を拠点に山陽、山陰をめぐるコースを走り、約2年が経過した現在でも非常に高い人気を保っている。乗車のためには高倍率の抽選をくぐり抜けなければならない。 風光明媚な車窓を愛でつつ鉄道の旅を楽しみ、沿線の人気観光地では下車して観光するという旅行スタイルは、JR九州の「ななつ星in九州」やJR東日の「TRAIN SUITE 四季島」も同じである。各社の贅を尽くしたサービスはそれぞれ個性的だが、列車の停車駅や観光地における歓迎ぶりもまた、見比べてみると土地柄がにじみ出ていて面白い。 とくに西日の人は「人懐こい」といわれており、「瑞風」を迎え入れる土地での歓迎は、とりわけ熱心なように思える。そこには観光振興への思惑もあって当然なのだが、中には「観光客が落としてくれるお金」の域を超えて、地域

    豪華寝台「瑞風」は沿線住民の意識を変えた
    kohkuma
    kohkuma 2019/06/09
    “2017年6月17日に運行を開始したJR西日本の豪華列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は大阪、京都を拠点に山陽、山陰をめぐるコースを走り、約2年が経過した現在でも非常に高い人気を保っている。乗車のためには高倍率の抽選を…”
  • ステンレス電車の一時代を築いた東急の「名車」

    「最後のお勤め」は2月27日の朝、長津田駅7時45分発の準急・清澄白河行き。まだ肌寒さの残る薄曇りの空の下、銀色の電車はいつものように大勢の通勤客を乗せ、30年超にわたる東急線での仕事を無事終えた。 当日、沿線でカメラを構える鉄道ファンはごくわずか。静かな「ラストラン」だったが、人々の暮らしを地道に支えてきた通勤電車らしい最後だったかもしれない。 「軽量ステンレス」の元祖 東急線といえば「銀色の車体に赤いライン」というイメージを持っている人が多いだろう。8590系は、東急のステンレス車で初めて側面に赤いラインを入れた「8090系」の一族だ。ちょっとややこしいが、より正確に言うと8590系は先頭車両のことで、中間の車両は8090系だ。 「軽量ステンレスの、いい車だったと思います」。これまで同車両を見守ってきた東急電鉄車両総合事務所工事区長の市川裕幸さんは、8090系・8590系についてこう語

    ステンレス電車の一時代を築いた東急の「名車」
    kohkuma
    kohkuma 2019/06/09
    “今では全国の鉄道で当たり前になった銀色のステンレス製車両。その技術の発展に功績を残した車両が、平成が終わる少し前にひっそりと第一線から姿を消した。東急電鉄の田園都市線を走っていた「8590系」だ。”