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Railwayと東洋経済に関するkohkumaのブックマーク (114)

  • 小田急ロマンスカー「ふじさん」は定着するか

    複々線化の完成に伴う大規模なダイヤ改正、新型特急ロマンスカー「GSE」のデビューと、小田急電鉄にとっては特別な日となった3月17日。そのかたわらで、同日に新たなスタートを切った列車があった。その名は、特急ロマンスカー「ふじさん」号。前日まで「あさぎり」号と呼ばれていた、JR御殿場線に乗り入れて新宿と御殿場(静岡県御殿場市)を結ぶ列車だ。 同日の朝、新型ロマンスカーGSEデビューを記念した装飾が目立つ小田急新宿駅の特急用ホームでは、「ふじさん」の列車名を表示した青い車体のロマンスカーMSEが発車を待っていた。まだ馴染みのない列車名だけに、ホームでは「小田急って富士山に行くの?」と不思議そうに話す人の姿も。GSEの出発式に向けた準備が進む中、「ふじさん」は静かに御殿場へ向け発車した。 「あさぎり」を惜しむ人も 小田急線から御殿場線へ直通する列車の歴史は古く、その始まりは1955年にさかのぼる。

    小田急ロマンスカー「ふじさん」は定着するか
    kohkuma
    kohkuma 2018/04/13
    “複々線化の完成に伴う大規模なダイヤ改正、新型特急ロマンスカー「GSE」のデビューと、小田急電鉄にとっては特別な日となった3月17日。そのかたわらで、同日に新たなスタートを切った列車があった。”
  • 小田急新型ロマンスカー「過剰な装飾は不要」

    抜けるような青空の下、深紅に輝くボディが姿を見せた。小田急電鉄が開発していた新型特急ロマンスカー「70000形」(愛称:GSE)がようやく完成し、12月5日、神奈川県相模原市の車両基地で公開された(関連記事「小田急ロマンスカー「GSE」はここが凄い)。 ロマンスカーは小田急が走らせる特急列車の愛称だ。全国で盛り上がりを見せる観光列車ブームのはるか前から、小田急は箱根や江の島といった観光地と都心を結ぶ観光特急としてロマンスカーを走らせてきた。 運転席を2階に配置して前方を展望席にするのがロマンスカーの伝統的なスタイル。長年ファンに親しまれ来年の引退が予定されているLSE、2005年に運行した現在のフラッグシップ車両であるVSEがその代表格だ。 来年3月中旬から営業運転が始まるGSEは、朝夕の通勤時間帯は通勤特急としての役割を担いつつ、展望席というロマンスカーの伝統を引き継いだ。小田急によれば

    小田急新型ロマンスカー「過剰な装飾は不要」
    kohkuma
    kohkuma 2017/12/31
    “抜けるような青空の下、深紅に輝くボディが姿を見せた。小田急電鉄が開発していた新型特急ロマンスカー「70000形」(愛称:GSE)がようやく完成し、12月5日、神奈川県相模原市の車両基地で公開された。”
  • 赤い京急電鉄に突如現れた「白い電車」の正体

    「赤い電車」として知られる京急電鉄。12月14日午前、その線路上に「白い京急電車」が現れた。前面は見慣れた赤だが、側面はドアなどの一部を除いてほとんどが白。赤い電車に混じって走る青や黄色の電車が「レア車両」として人気を集める京急だけに、今度は白い電車の登場か?とも思ってしまうが、実はこの車両、塗装の途中だったのだ。 この車両の正体は、2018年1月から運行を開始する最新型の「新1000形17次車」。通常は全体の塗装を終えた後に車両メーカーから搬入されるが、今回は製造工程の都合で赤い部分の大半を京急側で仕上げるため、前面と側面の一部を除いて白だけの状態でメーカーの総合車両製作所(横浜市金沢区)を出場。隣接する金沢文庫駅から京急の線路上を走り、京急久里浜駅(神奈川県横須賀市)近くにある京急の工場に運び込んだ。 実は「塗っている」ことが珍しい 塗装途中の車両がほかの電車に混じって営業路線上を走る

    赤い京急電鉄に突如現れた「白い電車」の正体
    kohkuma
    kohkuma 2017/12/16
    “「赤い電車」として知られる京急電鉄。12月14日午前、その線路上に「白い京急電車」が現れた。前面は見慣れた赤だが、側面はドアなどの一部を除いてほとんどが白。”
  • ミニ新幹線25年「フル規格」求める山形の今

    北海道新幹線、北陸新幹線など「整備新幹線」が相次いで部分開業を迎える中、基計画止まりの路線の着工を求める動きが活発化している。 四国新幹線の情勢については、この連載でもかつて取り上げた。一方では、「ミニ新幹線」の山形新幹線「つばさ」(東京―新庄間)が運行している山形県を中心に、全線フル規格の「奥羽新幹線」(福島市―秋田市)の実現、さらには「羽越新幹線」(富山市―青森市)の着工を求める運動が加速している。 筆者は9月、山形県庁の要請に応じ、奥羽新幹線の建設促進組織のセミナーで基調講演した。そして、これらの「ポスト整備新幹線」路線を検討する際に、どのような課題が存在するか、どのような世界観を持つ必要があるか、提起する機会を得た。 地元に建設を待望する人々がいる以上、筆者は「ポスト整備新幹線」路線の着工を否定する立場は採らない。しかし、調査・取材を通じて、開業済みの地域で続く模索や苦悩を目の当

    ミニ新幹線25年「フル規格」求める山形の今
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/26
    “地元に建設を待望する人々がいる以上、筆者は「ポスト整備新幹線」路線の着工を否定する立場は採らない。しかし、調査・取材を通じて、開業済みの地域で続く模索や苦悩を目の当たりにしている経験上、建設を…”
  • 千葉「ポッポの丘」、私設鉄博は養鶏場だった

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    千葉「ポッポの丘」、私設鉄博は養鶏場だった
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/19
    汽車ポッポとたまごかけご飯。まったく共通性がないように思えるが、実はここ「ポッポの丘」は「ファームリゾートISUMI 鶏卵牧場」が元養鶏場だった場所にオープンした、鉄道天国ともいえる、私設の車両保存展示場。
  • 京急が三崎口を「三崎マグロ駅」にした理由

    京浜急行電鉄は10月5日、同社の看板商品ともいえる企画乗車券「みさきまぐろきっぷ」を大幅にリニューアルした。三浦半島までの電車とバスの乗車券、マグロ事券、施設利用券がセットになったこのきっぷは、都心近くで気軽に海の幸を楽しみたい幅広い層の需要を取り込み、年々利用者数を積み上げてきた。今回のリニューアルで利用できる施設を拡充。同時に大胆な値上げに踏み切ったが、売れ行きは好調を維持しているという。 目玉は屋根なしの2階建てバス リニューアルの目玉は屋根のない2階建ての「KEIKYU OPEN TOP BUS(オープントップバス)」の導入だ。座席指定制の有料列車「ウィング号」などで運用している同社2100形車両をモチーフにしたデザインで、前面にマスコットキャラクター「けいきゅん」の顔を大きく描いた。1階席は2100形に使用されているクロスシートの生地を使用、2019年のラグビーワールドカップ

    京急が三崎口を「三崎マグロ駅」にした理由
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/18
    “京浜急行電鉄は10月5日、同社の看板商品ともいえる企画乗車券「みさきまぐろきっぷ」を大幅にリニューアルした。三浦半島までの電車とバスの乗車券、マグロ食事券、施設利用券がセットになったこのきっぷは…”
  • 「湘南モノレール」経営刷新で何が変わったか

    湘南モノレールをモデルとした絵『モノレールのたび』(福音館書店)。同社はこの絵の復刊発売を記念した列車「モノレールのたび号」を9月10日から10月末まで運転した。 9月10日に大船駅(神奈川県鎌倉市)で行われた出発式には、湘南モノレールの尾渡英生社長、絵の作者であるみねおみつ氏、福音館書店かがくのともの川鍋雅則氏らが参加。8月末にみねお氏を講師に招いて湘南モノレール社で開いた「お絵描き教室」参加者の子どもたちから選ばれた2人の「1日駅長」の合図とともに、「モノレールのたび号」を送り出した。 出発式終了後、筆者はみねお氏に話を聞いた。みねお氏は「このたびの絵の復刊は、尾渡社長の熱意で実現した。尾渡氏からは、絵とモノレールの両方を伸ばしたいという意欲と文化への理解や造詣を感じる」と、尾渡氏への印象を語った。 利用者増へ相次ぐ積極策 湘南モノレールは、懸垂式モノレールの江の島線(大船

    「湘南モノレール」経営刷新で何が変わったか
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/18
    “湘南モノレールをモデルとした絵本『モノレールのたび』(福音館書店)。同社はこの絵本の復刊発売を記念した列車「モノレールのたび号」を9月10日から10月末まで運転した。”
  • 「首都圏大手私鉄」急行や快速の停車駅戦略

    列車に乗っていると目にするのが路線図だ。複数の種別がある路線、特に私鉄各社の場合は列車種別ごとの停車駅も掲載されており、普通列車しか停車しない駅や、快速や急行、特急などが停車する駅がひと目でわかる。 筆者は東京圏のさまざまな鉄道を利用することがあるが、乗車していると路線によってさまざまな停車駅のパターンがあることが見えてくる。では、そのパターンは各線でどのように違い、それぞれにどこが優れているといえるだろうか。各社の路線図と時刻表を照らし合わせながら、列車種別と停車駅のあり方を考えたい。 3通りの行先・5つの種別 多くの路線では、特急や急行など、複数の優等列車を運転している。停車駅のパターンとしては、主に長距離を走ることが多い優等列車を主要駅のみの停車として速度を向上させる一方で、これらの列車が通過する駅の利便性も確保できることが理想的だ。だが、後者の利便性を確保するために普通列車を増やす

    「首都圏大手私鉄」急行や快速の停車駅戦略
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/18
    列車に乗っていると目にするのが路線図だ。複数の種別がある路線、特に私鉄各社の場合は列車種別ごとの停車駅も掲載されており、普通列車しか停車しない駅や、快速や急行、特急などが停車する駅がひと目でわかる。
  • 西武S-TRAINは「観光列車」として使えるか

    ここ数年、埼玉県の秩父を訪れる観光客が、急激に増えている。秩父市が公表している入込客数に関する統計を見ると、2011年の354万4200人から2015年には507万6600人まで増えた。2016年の実績について秩父市観光課に問い合わせたところ、537万5600人だった。秩父市に横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町を加えた「秩父エリア」でも同様に、観光客の増加が見られる。 近年の秩父を訪れる観光客増加の理由としては、インバウンド増等を目的とする「秩父地域 おもてなし観光公社」の設立など地元の誘客への取り組みをはじめ、圏央道の開通、羊山公園の芝桜の盛り上がり、さらに、2016年に秩父祭の「山・鉾・屋台行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことなどが考えられるが、これらと並び、「西武グループが、秩父観光に力を入れている」影響も大きい。 西武が秩父に力を入れる理由 ここ数年、西武グループが新規で始

    西武S-TRAINは「観光列車」として使えるか
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/18
    “ここ数年、埼玉県の秩父を訪れる観光客が、急激に増えている。秩父市が公表している入込客数に関する統計を見ると、2011年の354万4200人から2015年には507万6600人まで増えた。”
  • 宇都宮LRTのシンボルカラーが「黄色」のワケ

    栃木県宇都宮市と芳賀町が計画しているLRT(次世代型路面電車システム「Light Rail Transit」、以下「宇都宮LRT」と記す)については、2年前の2015年10月に当時の状況を報告した(栃木・宇都宮に「LRT」が走る日は来るのか)。 この際は、2012年の宇都宮市長選挙でLRT導入を公約に掲げ、3選目に挑んだ佐藤栄一氏が大差で当選したことを受け、翌年には整備に向けた検討に入ったものの、市長選前に383億円(JR宇都宮駅東側260億円+西側123億円)だった整備費用が2014年には駅東側だけで400億円以上になり、反対運動が目立ち始めていたことを紹介した。 2019年開業予定は延期に その後宇都宮LRTは存亡の機に陥った。2016年の宇都宮市長選挙で反対派候補が、根拠は明らかにしないまま整備費1000億円という数字を掲げたことが市民に衝撃を与え、佐藤市長は4選を果たしたものの、前

    宇都宮LRTのシンボルカラーが「黄色」のワケ
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/14
    “栃木県宇都宮市と芳賀町が計画しているLRT(次世代型路面電車システム「Light Rail Transit」)については、2年前の2015年10月に当時の状況を報告した(栃木・宇都宮に「LRT」が走る日は来るのか)。”
  • 小田急新ダイヤは不動産相場をどう変えるか

    小田急小田原線の代々木上原―梅ヶ丘間で行われている複々線工事は順調に進んでおり、2018年3月にこの区間が供用開始されると、念願の代々木上原―登戸間約11.7kmの複々線化が完了する。 このスケジュールはすでに発表されていたが、新ダイヤがどうなるか、特に東京メトロ千代田線との相互直通運転(相直)の体制がどう変化するかに関心が集まっていた。その2018年3月からの新ダイヤの概要が、11月1日に発表された。 注目された「千代田線直通」の変化 小田急線と東京メトロ千代田線の相直は1978年に開始されており、長い歴史があるが、その形態は時代によって変わってきた。当初は厚木への直通(小田急線内は準急)という形態であったのが、2002年からは多摩線への直通が開始され、現在は唐木田―綾瀬・柏・我孫子間を走る「多摩急行」がお馴染みとなっている。 千代田線はJR常磐線の取手まで直通運転を行っているが、以前

    小田急新ダイヤは不動産相場をどう変えるか
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/14
    “小田急小田原線の代々木上原―梅ヶ丘間で行われている複々線工事は順調に進んでおり、2018年3月にこの区間が供用開始されると、念願の代々木上原―登戸間約11.7kmの複々線化が完了する。”
  • 性善説?富山ライトレール「信用降車」の挑戦

    「乗ってくる人も下りる人もおカネを払ってないけど、みんなタダで乗れるの?私たちもタダ乗りなの?」 スイスのレマン湖沿いのローカルバスに乗ったときのこと。一緒に旅行した筆者の叔母がそう尋ねた。確かにバスの乗客は誰1人として運賃を払っていないし、運転士に切符を見せることもしない。その状況を見て、「これは不思議」と声を上げたのだ。もちろんわれわれ一行は有効な周遊パスを持っていたが、それを運転士に見せることなく目的地に着いた。 欧州では、ドイツやオーストリア、スイスなどで、改札ゲートがなく車内で切符のチェックもしない「信用乗車」という方法が採用されている。一方、日では無人駅では運転士が乗客の降車時に切符を回収するというように、徹底的な切符のチェックが行われている。 そんな中、富山市などが出資する第三セクター鉄道・富山ライトレールでは、同社が運営するLRT(新型路面電車システム)に、10月15日か

    性善説?富山ライトレール「信用降車」の挑戦
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/10
    “富山市などが出資する第三セクター鉄道・富山ライトレールでは、同社が運営するLRT(新型路面電車システム)に、10月15日から新たに「信用降車」の終日化という仕組みを開始した。”
  • 鎌倉で大人気「江ノ電」かつては廃線の危機も

    今年9月1日、”江ノ電”の通称で親しまれている江ノ島電鉄が鉄道開業115周年を迎えた。同路線が、藤沢から片瀬(現・江ノ島)の営業運転を開始したのが、115年前の1902(明治35)年9月1日であり、当時、「小町」と称した鎌倉までの全線が開通したのは、その8年後の、1910(明治43)年11月4日のことになる。 江ノ電は、観光路線として全国的な人気があるだけでなく、115年という長い歴史を持つことから、湘南エリアにおける近代の歴史文化の一端や、湘南の風景そのものを形づくってきたともいえる。稿では、鎌倉に生まれ、昭和40年代後半に鎌倉高校に通い、現在も鎌倉市在住の一級建築士、三浦元さん(60)にご協力いただき、三浦さんが当時撮影した写真と思い出話をもとに、高度経済成長に伴って開発が進み、大きく変化した時代の江ノ電沿線風景を振り返ってみたいと思う。 最も変化したのは海沿いの風景 三浦さんが鎌

    鎌倉で大人気「江ノ電」かつては廃線の危機も
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/10
    “今年9月1日、”江ノ電”の通称で親しまれている江ノ島電鉄が鉄道開業115周年を迎えた。同路線が、藤沢から片瀬(現・江ノ島)の営業運転を開始したのが、115年前の1902(明治35)年9月1日であり…”
  • JR九州を猛烈に突き動かした「逆境と屈辱感」

    ――今回も御自身で執筆。テンポよく笑わせつつ胸に迫る箇所もあり、プロ顔負けの筆力ですね。 んー、なかなかのもんですな。ねえ(笑)。 ――上場までの道のり、丸井への出向、博多─釜山(プサン)間高速船「ビートル」就航、外事業の再建、農業参入ほか内容てんこ盛りです。 国鉄民営化直後の若い頃に丸井で学んだことが、僕の強烈な土台になった。今の自分があるのは外事業、ビートル、そして丸井で学んだことが3分の1ずつ。それほど大きな先生です。丸井での経験は3つのカルチャーショックでした。当時の意識はまだまだ国鉄マン。その国鉄と民間とのものすごい落差。頑固でお堅い鉄道業と生き馬の目を抜く流通業の差。そして当時は社が門司だったから、仕事のテンポ、人のアンテナの高さが東京と全然違ったのね。 中央の傲慢さを見返してやりたい ――会社発足30年目で上場を果たせた理由として、真っ先に挙げられたのが「逆境と屈辱」。

    JR九州を猛烈に突き動かした「逆境と屈辱感」
    kohkuma
    kohkuma 2017/11/10
    “昨年上場を果たしたJR九州。唐池恒二会長が執筆した『本気になって何が悪い』からは、ダイナミックな事業展開の裏話はもとより、次々と壁を突破してきた著者の人となり、周囲を盛り立てる「気」のようなものが…”
  • 相鉄「深夜の切り替え作業」で何が変わる?

    「開かずの踏切」解消などを目的に、都市部を中心に進む鉄道の立体交差化。高架線やトンネルの建設などといった工事は長期に及ぶものの、線路の切り替え自体は終電から始発の間など、わずかな時間で行われることがほとんどだ。前日の帰宅時は地上を走っていた電車が、翌朝には高架線や地下を走っていることに驚いた経験のある人も少なくないのではないだろうか。 神奈川県の大手私鉄、相模鉄道は3月5日の始発電車から、線の星川駅-天王町駅間(ともに横浜市保土ヶ谷区)約1.8キロメートルの下り線を高架に切り替えた。4日の終電後から5日の始発までという限られた時間の中で、駅ホームの一部撤去を伴う線路の移設を行ない、新しい高架線へと切り替えた一夜の工事。いったいどのような作業が行われたのか、深夜の現場を取材した。 約5時間での線路切り替え 5日午前0時過ぎの相鉄線・天王町駅。到着した電車から降り立つ人々を除けば、目立った人

    相鉄「深夜の切り替え作業」で何が変わる?
    kohkuma
    kohkuma 2017/10/30
    “「開かずの踏切」解消などを目的に、都市部を中心に進む鉄道の立体交差化。高架線やトンネルの建設などといった工事は長期に及ぶものの、線路の切り替え自体は終電から始発の間など、わずかな時間で行われる…”
  • 知られざる大動脈「神戸高速線」はどう変わる

    地方交通再生の手段として話題に上ることが多い第三セクター方式と上下分離方式。この2つの手法を約半世紀前に取り入れた鉄道が100万人都市に存在する。神戸市を走る神戸高速鉄道だ。 ただしこの神戸高速鉄道、経営形態や運行形態は二転三転しており、来の路線以外の線区や駅も管理していることをご存じだろうか。来年の開通50周年を前に、もう一度この個性的な鉄道をチェックするとともに、今後の展望を考察してみた。 4つのターミナルを結ぶ路線 神戸市内には第2次世界大戦前から4つの電鉄が乗り入れていた。しかし、阪急電鉄(当時は阪神急行電鉄)神戸線が三宮、阪神電気鉄道線が元町、山陽電気鉄道線が兵庫、神戸電鉄(神鉄、当時は神戸有馬電気鉄道)有馬線が湊川と、それぞれに別のターミナルを持っており、神戸市電によって連絡はしていたものの、高速鉄道によって結ぼうという議論が出はじめていた。 このうち、阪神は元町から湊川

    知られざる大動脈「神戸高速線」はどう変わる
    kohkuma
    kohkuma 2017/10/15
    “地方交通再生の手段として話題に上ることが多い第三セクター方式と上下分離方式。この2つの手法を約半世紀前に取り入れた鉄道が100万人都市に存在する。神戸市を走る神戸高速鉄道だ。”
  • 東急池上線無料デーで露呈した「沿線内格差」

    10月9日。3連休の最終日。東急池上線はどの駅でも、ホームにやってくる電車はほぼすべて乗客がすし詰め状態で乗っていた。 この日、池上線開業90周年記念行事として「池上線フリー乗車デー」が開催され、池上線は終日無料で乗車することができたのだ。そのため、多くの人が訪れ、電車は大混雑していた。 記念行事としては太っ腹なイベント。この裏には池上線を「選ばれる沿線」にしようともくろむ東急電鉄の思惑がある。池上線フリー乗車デーははたして「選ばれる沿線」となる「きっかけ」となったのか。当日の様子と併せて考えてみたい。 大盛況の池上線フリー乗車デー 11時過ぎの五反田駅。到着した電車は朝ラッシュ並みの混雑で、ホームに降りた人々と乗車しようとする人々が、もみくちゃになっていた。五反田駅のホームは決して広くはなく、危険を感じそうな光景だ。 電車も遅れに遅れ、10.9kmの距離を22分かけてゆっくりと走る電車は

    東急池上線無料デーで露呈した「沿線内格差」
    kohkuma
    kohkuma 2017/10/15
    “10月9日。3連休の最終日。東急池上線はどの駅でも、ホームにやってくる電車はほぼすべて乗客がすし詰め状態で乗っていた。この日、池上線開業90周年記念行事として「池上線フリー乗車デー」が開催され…”
  • 東急が池上線を「無料乗り放題」にするワケ

    東京急行電鉄(東急)は10月9日、五反田(品川区)と蒲田(大田区)を結ぶ池上線を誰でも終日乗り放題とするイベントを開く。首都圏で大手私鉄が「無料で乗り放題」の取り組みを行うのは初めてだ。 「開通90周年記念イベント」の一環だが、1928年6月に全線開業した池上線が開通90周年を迎えるのは実は来年だ。1年弱フライングしてまで開催することになったのはなぜだろうか? 昭和の面影が残るというが・・・ 全長10.9㎞の東急池上線は通勤路線でありながら、風情豊かな路線として知られる。沿線に日蓮宗の大山である池上門寺、桜の名所として知られる洗足池公園や目黒川などの人気スポットがある一方で、戸越銀座などには昭和の面影を残す地元住民のための商店街もある。 とはいえ、東急の二枚看板である東横線と田園都市線に比べると、池上線の影は薄い。1日の平均利用者が東横線121万人、田園都市線126万人であるのに対し、

    東急が池上線を「無料乗り放題」にするワケ
    kohkuma
    kohkuma 2017/10/09
    “東京急行電鉄(東急)は10月9日、五反田(品川区)と蒲田(大田区)を結ぶ池上線を誰でも終日乗り放題とするイベントを開く。首都圏で大手私鉄が「無料で乗り放題」の取り組みを行うのは初めてだ。”
  • 鉄道は「EV・自動運転」時代に生き残れるか

    これらはすべて、日経済新聞の1面トップ記事のタイトルだ。さらに、9月18日には、「消える給油所 20年で半減、燃料は自宅で EV普及の好機」という記事も出ている。 一見、自動車業界の動向とだけ見えてしまうが、実は、この動きこそ鉄道の将来に暗雲をもたらすものなのだ。 その理由は、大きく2つある。EVによってガソリン車よりランニングコストなどが低下することと、自動運転による究極のバリアフリー実現の2つだ。どんなことが起こりうるのか、それぞれについて考察してみた。 距離単価が圧倒的に安いEV 現在主流のガソリン車では、1リットルで何km走ることができるかという燃費が基準とされることが多い。車種により差があるものの、ハイブリッド車の登場で、軽自動車から大型車まで、乗用車であれば概ね1リットルで20km程度を走ることができるようだ。もちろん、カタログスペックではもっと燃費がよくなっているし、走り方

    鉄道は「EV・自動運転」時代に生き残れるか
    kohkuma
    kohkuma 2017/10/09
    今年9月、電気自動車に関する大変革が相次いで報道された。一見、自動車業界の動向とだけ見えてしまうが、実は、この動きこそ鉄道の将来に暗雲をもたらすものなのだ。
  • 成田エクスプレスは御殿場線に乗り入れるか

    「ほかの地域に住む友達よりも、厚木を早く出発しなければ、終電に間に合わず不便だ」 御殿場線沿線の学生から共通して聞かされるのは、不自由な学生生活の実態である。たとえば、JR東海道線熱海駅まで帰宅する場合なら、小田急線厚木駅23時27分発の急行小田原行きに乗れば、小田原駅0時19分発の普通熱海行き最終列車に間に合う。 だが、御殿場線の御殿場行き終電が、小田急線との乗換駅である松田駅を出発する時刻は23時09分である。この最終列車に間に合うためには、厚木駅22時28分発の急行小田原行きが最終となる。約1時間も差があるのだ。御殿場線の数の少なさが学生生活を制約している現状がある。 御殿場線の利便性向上は難しいのだろうか。同線の歴史と現在の状況を見たうえで、利便性向上策を考えてみたい。 かつては東海道線の一部だった 御殿場線は、国府津駅(神奈川県小田原市)―御殿場駅(静岡県御殿場市)―沼

    成田エクスプレスは御殿場線に乗り入れるか
    kohkuma
    kohkuma 2017/10/09
    「ほかの地域に住む友達よりも、本厚木を早く出発しなければ、終電に間に合わず不便だ」 御殿場線の利便性向上は難しいのだろうか。同線の歴史と現在の状況を見たうえで、利便性向上策を考えてみたい。