現在ヒット中の映画「シン・ウルトラマン」の魅力を音楽面から深く掘り下げるこのコラム。前編では映画の前半で使用された宮内國郎のオリジナルスコアについて解説したが、後編では物語の後半を熱く盛り上げた鷺巣詩郎による劇伴や、細かいところまでこだわり抜かれた効果音、米津玄師による主題歌「M八七」について考察する。 文 / タカハシヒョウリ(オワリカラ、科楽特奏隊) ※こちらのコラムは、作品のネタバレを多分に含みます。「シン・ウルトラマン」未視聴の方はご注意ください。 ※曲タイトルの表記は、基本的にパンフレット収録の曲目リストに準拠しています。 後半の劇伴は、ジャンル横断な鷺巣ワールド全開前述のように、「シン・ウルトラマン」後半の劇伴は、鷺巣詩郎氏による楽曲となる。 再び公式書籍「シン・ウルトラマン デザインワークス」の庵野秀明氏の手記に目を通すと、今回の鷺巣氏の音楽は「エヴァ」シリーズや「シン・ゴジ
![鷺巣ワールド全開な後半の劇伴、原典を徹底再現した効果音、そして主題歌「M八七」 | 耳で楽しむ「シン・ウルトラマン」 (後編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cfac6f582e288f6e9a811046999b718bcdad6ad5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fogre.natalie.mu%2Fmedia%2Fnews%2Fmusic%2F2022%2F0531%2Fmimidetanoshimu_shinultraman.jpg%3Fimpolicy%3Dtwitter_card_face_crop)