なぜ「自由」を至上とする僕が、 左派・市民派ブログシーンへ向けて、 共産党を応援せよ、共産党をネグレクトして、 安倍政権打倒運動などあり得ないと主張し続けるのか。 共産党が、筋金入りだからである。 僕も含め、ほとんどすべての左派・市民派ブロガーは、 政府批判が非合法となれば、一斉に、鳴き止むだろう。 しかし、共産党だけは、そうなってもなお、否、なおさら、 反政府運動を止めることはあるまい。 僕は、そういう人たちに対し、畏敬の念を抱かずにいられない。 自分は、到底、できないからね。 共産党は、非合法時代、仲間を殺したと思う。 逮捕されれば、ただの死ではない、拷問が待っているのである。 当然、政府側からのスパイも送り込まれたはずだ。 そういう土壇場に身を投じ、闘い続ける人間が、いる。 人間とは、闘うとは、どういうことなのだろうか。 ジャン・ピエール・メルヴィル監督作品「影の軍隊」である。 (劇