某所より提供された液晶パネル「VIM-503」を使って、電圧計を作ってみました。 基板は、そのまま MC9RS08LA8で作った評価ボードでは、液晶パネル「LCDP81」を搭載した基板を作成しました。 写真をご覧ください。 今回の液晶パネルは、なんと、この基板をそのまま使用しています。 これは、任意のポートをバックプレーンとして使用することができるというMC9RS08LA8のLCDドライバの特徴の成せるわざです。 また、今回使用した、液晶パネル「VIM-503」が15端子一列分しか必要としないという仕様にも助けられています。 ソフトウェアは、多少、苦労しますが、もう一枚基板を作るのに比べたら軽いものです。 電圧を検出する仕組み 電圧計を作るためには、何らかの方法で基準電圧を手に入れる必要があります。 MC9RS08LA8の場合には、マイコン内部にバンドギャップと呼ばれる基準電圧を作成する機