栃木県足利市の小中学生がタブレット端末などで本を借りて読める電子図書館の運用が30日、始まった。借りられる電子書籍は3000冊で、リアルな図書館同様に貸出期限があり、読みたい本が貸し出し中のケースもあるが、同市教育委員会は「本に親しむきっかけになれば」と期待する。 子どもの読書量の確保や多様な図書に触れる機会の提供が導入の目的。場所や時間を選ばずアクセスできるため、読書の他、自主学習で資料を探したい時などにすぐに利用できるという。 利用できるのは、市立小中学校に通う児童、生徒約9400人と教職員約900人。それぞれのIDでログインし、電子書籍の検索や貸出、閲覧、返却ができる。学校のIT化を進める「GIGAスクール構想」で児童、生徒に配られたタブレット端末での利用を想定しているが、家庭のパソコンやスマートフォンでもアクセスできるという。
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