スピーディにテストケースを再利用するノウハウや技術、そしてテストの「実行」ではなく「設計」の自動化に着目したアプローチ法について考える「品質か?開発スピードか?大規模アジャイル時代の品質確保」。ここで株式会社ベリサーブの朱峰氏が登壇。最後に、大規模アジャイルにおけるソフトウェアテストの2つの課題と、課題に対する3つのアプローチについて話します。前回はこちらから。 ソフトウェアテストの2つの課題 朱峰錦司氏:ここからは課題の話になります。冒頭で取り上げたとおり課題はいろいろありますが、今日はソフトウェアテストに話題を絞ります。 ポイントは大きく2つあると思います。1つ目は「早くしないといけないのだから、遅くなっちゃいけないよね」です。当たり前の話です。ソフトウェアテストが足を引っ張らないこと。 でも、扱うものがどんどん複雑になって、どんどん大きくなっていくので、テストにかかる時間は当然延びて
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